防災を園芸から考える｜園芸日記by渋谷区ふれあい植物センター軟式｜みんなの趣味の園芸

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今日は防災の日です。
渋谷区でも色々な取り組みが行われています。
スタッフ宮内も、植物センターでいつもの制服ではなく
防災服を着用して仕事をしています。

防災を園芸から考えるなんて、
なんのこっちゃとお思いの方もいらっしゃると思います。
いざという時に備えて準備されている方もいらっしゃると思いますし、
地震大国の日本ではいまさらな気もします。
きちんと準備している方には馬鹿らしい内容ですが
この記事を読んで、「そういえば、うちも！」と感じる方がいれば
何かの役に立つかなと思います。

①家の中に、大きい地震で落ちそうな鉢や花瓶はありませんか？
3月11日に私が自分の家に帰ると、
玄関の靴箱の上で育てていた多肉植物の小さな鉢や
ドライフラワーを入れて飾っていたガラスの花瓶が
全て下に落ちて割れていました。
足の踏み場もありませんでした。
もしも、自分が家の中に居て、鉢が靴の上に落ちていたら
私は、履いて出る靴がなくて直ぐに避難できなかったでしょう。

②2階以上の階のベランダや窓辺のハンギングバスケットは
絶対に落ちないように固定してありますか？
トレリスやハンギングバスケットは
紫外線や水によって劣化します。
時々、壊れていないか確認してください。

③ホースは常に片付いていますか？
普段であれば、どこにあるか分かっているから
自分の庭であれば気にせずに歩けます。
でも、いざという時、慌てている時
ホースに足を引っかけるような危険は無いでしょうか？
グチャグチャのホースを出しっぱなしにしない。
お庭も片付いて見えて一石二鳥です。
巻き取り式がしんどい場合は、大きなタライを用意して
その中に丸く片付けていくと簡単です。

④園芸道具は安全な状態で保管してありますか？
高枝切り鋏、フォーク、鋸・・・
園芸道具には刃物が多いです。
普段は片付いている物置の中も
激しい揺れでグチャグチャになります。
カバーを付けられるものは、きちんと刃先をしまって片付けましょう。
直ぐには物置を開けなくても、しばらくしてから開くと
雪崩になって物が落ちてくることもあります。

危険はいつだって身近に潜んでいます。
いつかやろうでは無くて、今出来る事は今やろう。
備えあれば憂いなしです。

ちなみに、ご存じのとおり
園芸用の剪定鋏は太い枝から針金までよく切れます。
防災セットの中に一つ入れておくだけで
いざという時役に立ちます。
私も、玄関に置いてある防災セットの中に
剪定鋏を1丁入れてあります。

自分を守るのは自分です。
家族を守れるのも自分です。

泣いても怒っても明日は来るから
笑うために、今日種をまきませんか？


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みんなのコメント（2）

2011/09/01

こんにちわ
台風が近づいてきたのか、
風が強く吹いて、空が時々ごうごうとうなっています。
今回は名古屋も危ないので、
７階に住んでいる我が家も今から
鉢植えを中に入れます。
今年は園芸に目覚めたので、
いろいろ買ってしまい、こういうとき大変。
もっと整理しなくちゃ。
それとも断捨離？

以前のお話ですが、
ドラゴンフルーツ、なんか売り言葉が、
一鉢で受粉するというものでした。
自家受粉ですか？
もう一鉢買わなくてもいい種類だとか。
それにつられて買ったんですが、、、
うちにサボテンがあると思えばいいか。