クリスマスローズの十月の管理について｜園芸日記by有島　薫｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

早いものでもう10月ですね。

そろそろクリスマスローズの記憶を呼び戻す時期になって来ましたね。

左　また同じ写真かと思われると思いますが、見た感じ変化は見られないです。

でも活動は「根」から始まり、１０月に入ると本格的に動き始めます。

根が動き始めて、芽も一層充実して来ますが、今の時点で新しい葉が出てくると花芽が葉芽に変わることがあります。
そのため肥料は今月中まだ施しません。

日の光が当たる場所で育てているので、葉は黄緑になったり、葉が痛んだりします。

前にも書きましたが、葉に申し訳ないですがクリスマスローズは「観葉植物」ではありません。
夏の間株を充実させて花を沢山咲かせるために頑張った証です。
花を咲かせる植物は「太陽が大好きです」

充分に働いた葉も、株元に日の光を当てるため時期が来たら葉はカットします。

○水やり
今月の私の水やりの目安は一日おきか、二日間あけます。
この時期になると、根の活動が始まったクリスマスローズ自身が吸うようになりますので、株の様子を見ながらやることが大切です。

私はクリスマスローズの鉢に自動潅水装置をつけています。
夏の間も直射日光の下で全鉢充実して夏越ししました。
今月からは散水時間を半分にして様子を見るつもりです。

○肥料
ポット苗などまだ花が咲くのが期待出来ないのには、引き続き肥料をやって肥培に努めて下さい。
開花株の肥料は今月も我慢して下さい。

○植え替え
植え替えが出来る時期になりました。
私が植え替えをするのは基本的に3～4月です。

その頃が株に勢いがあり、ダメージが少ないことと、芽数が増えるからです。
秋の植え替えは水やりの時根が回って、水の通りが悪くなって緊急を要す鉢だけにしています。

右　本来春植え替えが必要だったのに、時間切れで植え替えられなかった株には印をつけて置きました。

これを優先的に植え替えます。

植え替える株は乾燥気味にして置いた方が、根の間の土を落としやすいです。


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