植物の生育は、大きく2つの発育相、つまり、幼若相(幼若期)と成熟相(成熟期)に分けることができます。
幼若相では、開花能力を持たず栄養生長のみを行い、一般に再生力が大きく、成熟相では、開花能力を備えています。
形態的にも、幼若相の「幼形」と成熟相の「成形」で違いが見られるものも多く、中には、別種と思えるほど大きく形態の異なる植物も見られます。
幼形と成形で、形態の違いが大きい植物を集めてみました。
①カイズカイブキ。
左が幼形です。
剪定を行うと、幼形が現れることがありますが、一種の「若返り」です。
②キヅタ。
幼形は、右下・・・お馴染みのアイビーのような葉をしています。
③ヒメイタビ。
左の幼形は、葉が小さく、葉脈の凹凸が目立ちます。
こんばんは〜〜
返信するなるほど〜〜〜〜φ(.. )
すっごく勉強になります。
植物にも、未熟なときと成熟してからのそれぞれの形態があるということですね〜〜。
しかし、知識がないと、同じ植物には見えないです。
ますます奥底が見えなくなる植物の世界です〜〜〜。
こんばんは
返信する貝塚いぶきの先祖返りが増えやすいわけが、幼形にあったのですね。
キヅタも成形を見ますが、幼形が普通の葉と思っていました。
ヒメイタビ、これはオオイタビで経験していますが、最初の頃は2種類の蔓が植えてあるものと思っていました。
勉強になります。ありがとうございます。
こんばんは
返信するカイズカイブキの幼形は剪定された生垣でよく見かけますね。そういうことだったんですね(^-^)
まるきり別物のようなものもあるんですね~
サクシュコトニさん、こんばんは。
返信する幼若相と成熟相・・・生殖能力が備わる前か、後か・・・になりますが、形態的に大きく違う種類がありますね。
知らなかったら、別種?、突然変異?と思ってしまいますね
菊ちゃんさん、こんばんは。
返信するカイズカイブキは、棘のような葉の枝が出ているのを時々見かけますね
幼形で、発芽した苗は、このような葉をしています。
イタビ・・・これも、幼形と成形が違いますよね
両方の姿を知っていなければ、別種のものが混在しているように見えてしまうと思います
fuchiさん、こんばんは。
返信するカイズカイブキは、強く剪定すると、幼形が出易いですね
深く切ったり、あるいは、何度も切り戻しを繰り返すと、若返りで幼形が現れる植物があります
人間も、若返りが出来ればいいのにね
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