せいざえもんさんの園芸日記
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せいざえもんさん  北海道
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クンシラン黄花 遺伝について調べてみた

2016/11/11

クンシラン交配を目指していろいろサイトをまわっています。
この日記は学習のまとめみたいなものです。


気になったのは黄花クンシランの説明にG1、G2といったグループ分けがあるということです。

それで「クンシラン G1 G2」のキーワードで検索してたどり着いたのが日本君子蘭協会のpdfファイル

遺伝についてびっしり書かれています。

要点を整理すると
「黄花クンシラン同士を交配したのに咲いた花は全部橙花だったのはなぜ?」
答え・黄色を発色する劣性遺伝子は2種類以上あって同じグループ同士で交配しないと劣性ホモにならないため

まあ、こんな感じ…わかりますか?

さらにG1 G2以外のグループがあるとかで系統を確認しないで交配すると基本種の橙色が出てしまいます。

ピーチ・ピンク系にもグループがあるようでピーチ同士の交配でも全てピーチになるわけではないようです。
ピーチのグループ分けには黄花クンシランのグループとの互換性が参考になるみたいで「G1(G2)と互換性のあるピーチ」と表すことがあります。


クンシラン属の花は基本的に他家受粉です。
兄弟株でF2交配したり、同じグループの花をさがして交配ということになります。
好きな花が運よく自家交配できる?! それが一番かも?

今日のまとめ
「同じ色になる劣性遺伝子は一つではない」

「クンシラン黄花 遺伝について調べてみた」関連カテゴリ

みんなのコメント(4)

こんにちは〜〜

なるほど〜〜。
君子蘭は、自分では育てていないのですが、義実家で亡義父が育てていました。
確かに橙色でした。

色に関する遺伝子、確か変化朝顔の白にも2系統あった記憶があります。
変化朝顔は、九大の先生が研究&系統維持をされているようで、遺伝子マップがありますから、比較的これとこれ、といった掛け合わせを考えやすい(といってもその通りには行きませんから、実際にはとてつもなく難しいと思うのですが…)のかもしれないですね。。
でも、他の植物は遺伝子マップまで作成されているのがどのくらいあるのかな〜。
もし君子蘭で調べられていたら、興味深いですね。

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こんにちは

私は前に何も考えないで、黄色にオレンジのだるま掛けて見事にみんなオレンジが咲きました~

金子先生に宝くじに当たるより難しいと教えていただきましたウッシッシ
今も薄いオレンジの花楽しんでます。

返信する

サクシュコトニさん、こんにちは。

遺伝子マップが作成されている花は少ないでしょうね。
変化朝顔は劣性遺伝の塊ですから考えなければならない形質が多くて大変。いろんな組み合わせを一つにしようとすると出現率が非常に小さくなってしまいますね。

私はとても管理できないですが、想像するのは楽しいかも??

クンシランの遺伝は国内ではそれほど調べられていないようです。
遺伝もそうですが花の色素の関する資料は皆無でした。
ピンク・赤紫系の改良には色素に関する研究も必要ですね。

遺伝については海外で真剣に研究されているようですが…

返信する

よっこらさん、こんにちは。

うちにある交配苗も同じです。
黄色とダルマをかけたら…同じこと考えますね。

その花をもう一度兄弟株と交配すると4分の1の確率で黄色の花が出ます。
苗でダルマを選抜して咲かせたら4分の1が黄色だった??

でもやってみるとなると播種から開花まで5年かかりますし、鉢数増えて大変です。

プロがやってるから近いうちにたくさん??流通するでしょう。(とはいえ自分でやってみたくなるものです・・・)

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