こんにちは。
水戸市植物公園です。
ただいま水戸には真っ青な秋空が広がっています。
今日は、日本原産のサルビア「キバナアキギリ」をご紹介します。
キバナアキギリは、本州、四国、九州の低い山地に自生します。
もちろん茨城県にも自生地があるので、とても身近なサルビアです。
植物公園では、既存の雑木林を利用して作られた薬草園横に小さな群落があります。
見ていると花から花へとハチがせわしなく蜜を集めて回っています。
ハチが花の奥に頭をいれると、おしべが下がりハチの体に花粉をつけます。
ハチが飛び立つと、おしべは花の中にもどります。
花の奥の紫色の部分と花粉がある部分がつながっていて、
ハチが蜜を取るためにもぐりこむとき紫色のところを押すと花粉がつけられる仕組みです。
植物の受粉のための巧妙な作りを観察するにも楽しい花です。
もう少し、キバナアキギリについて知りたい方には、
第7回目の「園長の部屋」がおすすめ。
もちろん、ハチが花にやってきておしべが動く動画もご用意しています!
ぜひご覧になってみてください。
水戸市植物公園ホームページ
http://www.mito-botanical-park.com/
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キバナアキギリの動画を拝見しました、動画と説明書を見て受粉の仕組みがよくわかりました。
返信する蜂がいなくなったら 植物は、人間はどうなるのだろう
みちゃん様
返信するコメントありがとうございます
花が咲き始めると、どこからともなく、次から次へとハチがやってくるので不思議です。
このような姿を見ると、植物とハチは、お互いがお互いのためになり、絶妙な関係を保っているのだなと実感します。
私が見かけた範囲では、いつもこの種類のハチが来ているようです。
一度、蛾の仲間?が来ていましたが、飛んだまま長い口を差し込んで蜜を吸っていたので、受粉の助けにはなりそうにありません。
あのハチがいなくなったらキバナアキギリは、とてもこまりそうな気がしました
機会がありましたら、ぜひ、実物もご覧くださいね
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