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8月に開花していたガガイモ(キョウチクトウ科)にも果実が実りました。テイカカズラと同じく、雌しべが成長途中で2つに割れるので、本来、果実も2個が対になって実るはずですが、片方は成長しないまま、1個だけ実ることが多いようです。果実は一見、小さな苦瓜のようですが、熟すと乾いて片側が裂け、中から綿毛(種髪しゅはつ)を持つ種子が大量に出現し、風によって散布されます。このような形態も、テイカカズラによく似ていますが、果実内に作られる種子の数はガガイモの方がはるかに多く、たくさんの扁平な種子が、果皮の内面に沿って整然と詰め込まれています。果実の中央には多数のひだを持つ胎座(たいざ、成長途中の種子が付着していた部分)が残されています。種子は、ひだとひだのすき間に付着して成長しますが、熟すと胎座から外れ、周辺部に押し出されると考えられます。とても巧妙な仕組みです。テイカカズラ同様、種髪は果実内では細く束ねられていますが、外に出ると見る間に開いてフワフワになります。
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