新年早々、失敗談から
ダルマクンシラン、開花したけど…
花茎が伸びず開花時期も早すぎ。
低温処理後の置き場所が原因と思う。
クンシランの自生地は南アフリカ共和国・ナタール州の森林地帯にある。
自生地の気候を知ることは栽培の手掛かりになる。
ナタール州の都市・ダーバンをWikipediaで調べると年間気温表があるので参考になると思う。
ミニアタの低温処理は最低気温が5~10度で30~45日間が目安らしい。
最低気温と書いたのは自生地では最低気温が5度以下になっても昼間は相当暖かく(暑く)なるらしいからだ。
種間交配種だと最低気温10~15度で30~45日間。
低温にあてることばかり気にしてた…
ダルマクンシランは他の株と一緒に秋遅く霜にあたるぎりぎりまで屋外に出し、その後2階に移した。
室内は暖房が入っているため18~22度と温度が高い。
これが失敗の原因、急激な温度上昇に花芽が反応してしまったようだ。
開花見込み株は花芽が見えるまでは、室内でも温度の低い所で管理するのがよいだろう。
他の開花見込み株は玄関に移動した。ここは10度で安定している。
花芽は夏に形成される。
新葉が6枚完成すると次の花芽ができる。
年間で3,4枚だと開花は隔年になる。
冬も温度がある室内では春を待たずに新葉が成長するので育苗には良いかもしれない。
マンション・高断熱住宅では一年中室内栽培すると葉ばかり茂って花が咲かない…そういうこともある。
国内でも冬の最低気温が5度前後、降雪・凍結がない地域なら一年中屋外栽培ができる。(霜よけ、遮光は必要)
柑橘類が栽培できる地域がそれに近いかなと思う。
おまけ写真
朝食後のスズメたち 雪がちらつく中、ヒバの樹の上に集合。
こんばんは
返信するクンシランは、暖かい年は伸びなかったり寒い年は春になり伸びすぎたりします
私はそれも楽しんで育ててます。
スズメなりっていう言葉はないですが凄いですね
今年もよろしくお願いします。
よっこらさん、こんにちは。
返信するこちらこそ、よろしくお願いいたします。
じっくり低温にあてたほうが花茎の伸びは良いのでしょうね。
冬季の低温と乾燥を超えて春に開花する性質を持っているので日本なら3~4月に咲くのが自然なのだと思います。
でも、ずんぐりむっくりでも正月に花が見られたのはうれしいですね。
スズメは集団行動しますね。
冬でも単独・つがいで行動するはぐれスズメ?がいますが、それも大集団の近隣にいます。
今日は姿は見えませんでしたがヒヨドリの声が聞こえました。今冬初めてです。
せいざえもんさん
返信するあけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
ランはわからないのですが、2枚のスズメの写真
(≧∇≦)b可愛いです。
寒そうですね。
でも心はほっこりです。
エスポワールさん、こんにちは。
返信する今年もよろしくお願いいたします。
実はですね、クンシランはラン科植物ではないのですよ。
ヒガンバナ科なんです。
「蘭」は細長い美しい葉を持った植物をさす漢字で、
ラン科ではないけど「ラン」がついている植物がいろいろ
あります。
たとえばオリヅルランとかヤブランとか…
他にもあるはずですが、思い出せないです。
最近、もの忘れが多いような…
スズメ、かわいいです。
夜や吹雪の日はヒバの樹の中でひっそりしています。
春が待ち遠しいのは人も鳥も同じかな。
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