名古屋中心部の異空間｜園芸日記byしろりん｜みんなの趣味の園芸

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写真2

写真3

（名古屋に詳しくない方御免なさい）
名古屋の松坂屋の西側に南北に走る南大津通を何十年ぶりかに昨日歩いてみて、町の様子がすっかり変わってしまっているのに愕然としました。以前は各種の店が並んでいたのですが、いまでは私の知らないブランドの店がずら～っと並んでいて、松坂屋が残っていなければ、一体どこの町かと思うでしょう。そんなとき、あの七宝の店、「安藤七宝店」は一体どうなったのだろうと、ふと思い出しました。以前外国人のグループを案内して、そこにある工房を見学れたことを思い出したのです。
　とそのとき、ビルの壁に貼り付けられている安藤七宝店の文字が飛び込んできました。とはいえ、そのあたりには七宝の店も作品も何もありません。ひょっとしてと思い、狭い路地を入っていくと、あるある、七宝の店がつくられてあり、中庭には木がうえてあって、雪も少し残っていました。ファッションビルの空間とは異質な落ち着く空間です。（ただし、椅子などがおいてないのは残念。）
　店の人に伺うと、店があった場所はファッション関係の会社などに貸し出し、七宝の店は中に引っ込み（知っていないと誰も入ってこないような造りです）、安藤家の遺品などは（これまたこの地には異質な）蔵の中に展示してあるとのことです。時代の流れとはいえ、なんとも寂しい思いを抱いてそこをあとにしました。


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