朝の雲もすっかり晴れて眩しい日差しがさしてきました。
三連休も最終日ですね。
今日ご紹介するのは地湧金蓮(ちゆうきんれん)です。
観賞温室の入り口で残暑が厳しい頃から咲き続けています。
涼しくなって一段と色が鮮やかになってきました。
一見すると花びらのような黄色い三角形の部分は、苞という葉が変形したものです。本当の花はとても小さくて苞に見え隠れしています。2枚目の写真には4輪の花が写っています。
苞の形がハスの蕾や花びらに似ているので名前に「蓮」という字がついたのだろうと思いますが、植物学的にはハスとは縁が遠く、バナナに近い植物です。
いかにも熱帯植物っぽい雰囲気の植物ですが、当園では真冬でも屋外に植えっぱなしで管理しています。病害虫にも強くて手のかからない優等生です。
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こんにちは
返信する確かに葉っぱがバナナのような感じですね。
南国の花は、
苞が変化したものが多いように思いますが、
これは気候と関係あるんですか?
とても目立つ花(苞のほう)なんでしょうね。
以前、私のブログでも面白い植物だな、と思い
返信する地湧金蓮を取り上げました。
もちろん、大船植物園様で展示されていたものです。
しかも、記事を書いたのは6月20日でした。
暑い夏を越え、秋になってもまだこうして
育っている事に自然の生命力を感じます。
しかし、そんな所に花が咲くとは!
気付かなかったです。
今度、行った時はよく見てみようと思います。
熱帯の植物には色や形が独特な物が多く
楽しいですね。
ひかるり様、ゆうき様、こんにちは!
返信する寒いところに自生する植物にも、エーデルワイスやミズバショウ、ゴゼンタチバナなどのように花よりも苞(正確には総苞や仏炎苞などと呼ばれます。)が主役の種類はいくつかみられます。
熱帯の花々はポインセチアやヘリコニア、ブーゲンビレアなどの様に派手な種類が多いので目立つのかもしれません。
花が様々な形や色、香りで目立とうとするのは、花粉を運ぶ虫や動物を呼び寄せるためですが、鳥に花粉を運んでもらう植物には派手な種類が多いようです。
フラワーセンターの地湧金蓮にはアリが集まってきますが、アリのためには派手な苞は役に立ちそうにありません。自生地では誰が花粉を運んでいるのでしょうか・・
植物の形や色はよく考えると不思議なものが多いですネ。
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