みなさんこんばんは。
昨日、化粧品会社のファンケル銀座の10階のロイヤルルームラウンジで開催されていた花の展示会にいってきた。
あいにくの雨だったけど、普段は公開されていない秘密の場所で「銀座なんて私の庭」と身体からオーラを発しているおばさまたちがズラリ。
39歳の僕が入れるような雰囲気ではない(そもそも、ここは化粧品会社w)、付き添いで来たおじさんくらいしか入ってこない。
銀座は仕事でちょくちょく通る街だが、化粧品会社のビルの屋上にお花の展示会があるなど、全く知らなかった。
そこには、物語のあるお花の庭が広がっていた。
市場ではあまり見かけないという花がズラリ。
小さいのに主張存在感がある花とか、とにかく園芸店でみたことがない花がいっぱい。
その中で不思議な花があった。
茎も葉っぱも花びらもぜーんぶ緑。
どこが葉っぱなのか花なのかわからなくて、
じーっと見ていたら、ひとりのおばさまが近寄ってきた。
昔から、「おばさまキラー」だとか呼ばれて年下女性よりおばさまに好かれる傾向があるのだが、思い切って聞いてみた。
「これは、いったい?」
そのおばさまは、この展示会の主催者さんで
ハンギングバスケット業界で知らないひとはいない有名な先生だそうで、渡辺さくらさん。
「それはね、ラナンキュラスっていうお花なのよ」
こ、これは花だったのか。
しかも、ラナンキュラス品種の中でもプレミアムレア的な位置にある「キュレネ」という花。
展示会のコンセプトを一緒に回りながら説明してくれた。まるで、お花畑を駆け巡る少女のよう。
でも、僕としてはさきほどのラナンキュラスが気になる。
「さっきのラナンキュラスは園芸店では買えないんですか?」
またしても渡辺さんがどんな方なのかわからなかった僕は、遠慮なく聞いてみた。
「あれは、とてもめずらしくて園芸店はもちろん市場にもあまり出回らない球根植物なのよ。枯れるけど、また下からどんどん生えてくるのよ」
まるでクリスマスローズのようだ。
ますます欲しくなった。
誰でも普通に購入できて、1年で枯れておしまいの花には興味がない。自分の中の「心のセンサー」が発動した時の花を買うようにしている。
すでに渡辺さんから「市場に出回らないの」と言われているのに、
「そしたら、入手するにはネットですかね?」
※かなり、とんちんかんな質問w
渡辺さん、かなり困った表情。
そして小声で「実はね、ここにあるお花の展示会2/24日までなんだけど、そのあと欲しい方に予約販売しているのよ3000円で」。
1年で咲いておしまいならいらないけど、自分の力量次第でどんどん新芽がでるとなると3000円は安い。
家電量販店でよくみる「限定販売」みたいな感じだが、ここでチャンスを逃してなるものか!3000円で購入。24日に受け取りにいくことになっている。
しっかり、お名刺を交換させていただきました。
そのあとも、お客さんかと思っていたグリーンアドバイザーの髪の毛の長いステキなおばさまに、鉢の周りにデコレーションされていた「灰コケ」についてお伺いしたりとなかなか楽しい時間だった。
「56歳から勉強して、資格を取った」
っていうんだから、ぜんぜん焦ることはないんだなと思った一日でした。
園芸の世界、花の世界っておもしろい!
(3枚目の写真は、クリスマスローズを植え替えした僕のベランダの一角)
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