東日本大震災の花と緑の復興のお手伝いを
福島から岩手まで東京との取り次ぎ役兼
その歩みの記録役として写真家活動を綴っていきます。
原発20キロのゲートの目と鼻の先にある
大甕小学校が10月17日に授業を再開する。
この大甕小学校、震災前は県の花壇コンクールで
上位入賞常連校だった。
子供たちが居なくなったあと
地元農家が中心となって出来た大甕復興委員会のメンバーは
夏の暑い時に荒れ果てたこの花壇を整備し、花を植えた。
子供たちが戻ってきたその時に
荒れ果てた花壇に心を痛めないようにと。
しかし計算外だったのは9月の除せん作業!
表土ごと植えた花は無くなってしまった。
これを受けて大甕復興委員会は再び立ち上がり、
僕に秋の植え込み用の苗や球根の手配依頼が入った。
これに迅速に答えてくれたのが、
花の力プロジェクト。
花壇のデザイン、コンセプトを大甕小学校の
花壇担当の高野先生と校長先生と打合せするため、
花の力プロジェクトのスタッフKさんと小学校を訪れた。
先生たちは語る。
オランダを含め世界、全国から集めた球根や花たち
今年の花壇はその意味合いを大きく深く変えている。
子供たちは放射能の問題もあり
実際に土に手を触れられないかもしれないが
何かしら関わる予定。
どんな花壇が出現するか。
こうご期待!
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今回の震災で、各地で被害を受けられた方には心からお悔やみを申し上げます。
返信する震災では人の暮らしもさることながら、各地の自然も大きく被害を受けたことと存じます。
花壇にチューリップなどをお植えになるとのことですが、チューリップなどは改めて申すまでもなく、外国の植物。いつでも取り寄せて、花壇は作ることができます。
ただ、震災で失われた自然の草木は人工的に手をかけてやらないと、ススキ、クズ、帰化植物といった強いものだけが残って弱い草木は失われていきます。
貴地で長年地元の人たちに親しまれてきた野草やその他の生き物は今回かなり被害を受けて少なくなったのではないかと危惧しています。むしろ、地元の自然をはぐくんできた植物などをこの際見直し育てていくべきではないでしょうか?
震災で、弱者を見守っていくということの重要性を改めて見直されたのはみなさんだと思います。声なき草木ですが、今回失われたことをよそに地元の方々が地元に関係のない外国の植物を植えているのを見たら、悲しんでいるのではないかという気が致します。
ぜひご一考をお願い致します。
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