パパイア　豊作です

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写真2

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外花壇のパパイアが遅ればせながら
やっとやる気を見せてきました。
遅いんじゃ～！

パ：そんなん、言われても僕大器晩成型やて言われましてん。
宮：誰にや？
パ：この前、ダリア姉さんに六星占術やらいうので
　　　見てもらいましてん。
宮：ああ、あの姉さん、すぐに先祖やら墓やらうるさい言うやろ。
パ：はぁ、言われましたわ。「地獄に落ちるわよ！」って。
宮：気にせんときや。あれ、自分が球根残せるの知ってるから
　　他のもんにもエラそうに言うだけやで。
占いやら信じるもんとちゃうわ。朝のコーナーの良いとこだけ
　　見といたらええねん。
　　しかし、大器晩成にもほどがあるわ。もう10月半ばやで。
パ：はぁ、えろうすんません。

パパイアはぱぱいあ科の常緑小高木。
メキシコ南部が原産地です。
種からでも簡単に栽培が可能です。
5月のゴールデンウィークが過ぎたあたりに種をまくと
夏には収穫することができます。

最近は矮性種が販売されているので
品種を選んで購入することをお勧めします。
大きい品種だと2mから3mに生長するからです。
ベランダや狭い庭などで栽培する時には
7月までに1度、切り戻して背を低く仕立てると良いでしょう。

両性花も咲きますが、基本は人工授粉してやると
実付きがよくなります。
午前中、出来れば朝早いうちに雄花をとって
雌花にこすりつけてやるだけです。

果実はオレンジ色になれば果物として食べますが
青い未熟な果実は野菜として食べます。
炒め物や千切りでサラダに。お漬物にも向いています。
オレンジ色になると熟れているので
半分に切って種を出し、レモンの汁を絞りかけて食べます。

パパイアにはパパインという蛋白質分解酵素が含まれています。
パパインを含んだ洗顔剤も化粧品会社から販売されています。
お勧めしたいのは、
硬いお肉を漬けこんで柔らかくするという調理方法。
青いパパイアを擂りおろして、
焼肉用の安いけれど硬いお肉を平たいお皿などに並べ
その上に擂りおろしたパパイアをまんべんなくかけます。
一晩そのまま、冷蔵庫で寝かせると
次の日には、松坂牛とまではいきませんが
柔らかいお肉になっているのです。
これは嬉しい。
バーベキューにお勧めします。

11月が近づいてきたら、一番下の葉を残して
上をばっさり切り戻すと
室内に入れる事ができます。
霜に弱いので寒さ対策が必要です。
切り戻すとまた伸び出します。
春に外に出せるようになるまでは何回でも切り戻して構いません。
春に外気温が安定して霜が降りなくなれば
外に出して下さい。どんどん生長します。

植物センターの外花壇のパパイアも、そろそろ切り戻して
土から掘り上げる為に、根切りを始める予定です。
尺鉢に移植するので、かなり小さくしてしまおうと考え中。
収穫したパパイアは、またお客様に配布します。
パパイア祭りをご期待下さい。

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