バラのようなシャクヤク　シャクヤクのようなバラ

写真1

写真2

写真3

　昨年のこと。

朝玄関で水をやっていると
通りがかりの上品なおばあちゃまが、

「まあ、シャクヤクが綺麗に咲いてるわねぇ。」

と声をかけてくれました。

そうなんです
今年は綺麗に咲いたんですよ～

と答えると、

「でもなんて背の高いシャクヤクかしら…。」

不審そうな顔です。

？？？と思いながらも、

「ええ…立てばシャクヤクって言いますもんねぇ。」

とviva。

すると彼女、顔を上げて、

「あの〜…このシャクヤク、どこから生えてるの？
　あら！これシャクヤクじゃないの？」

視線は壁の高～いところをさまよっています。

あ〜…なるほど😚

「それはバラなんですよ〜。」

そう、壁に誘引していたつるバラなんです。

「え、でも…これ、シャクヤクでしょ？」

今度は本物のシャクヤクを見ています
　
この2〜3日
通りかかる度に不思議に思っていたそう

一緒に
「似てるよねぇ～」と大笑い。

シャクヤクは側蕾を摘まなかったため
花が小さくて、余計似ていたのかも知れません。

バラと言えば剣弁咲きの印象が強い
年配の方はなおさらですネ。

　反対に、シャクヤクを見て
大きなバラですね、何という品種ですか
と言われることも。

周りがバラだらけですから
これも良くわかります

春はお花が、通りがかりの人を
おびき寄せてくれて?
おしゃべりして一緒に笑って…
贅沢な時間です。

シャクヤクに間違われた
名誉なバラは、コンスタンス・スプライ。

ミルラの香りを持つ大輪です。

　①　コンスタンス・スプライと、それに負けず劣らず
　　　華やかなクレマチス・フランシスカ・マリー
　　　花期が重なるので仲良く並んで咲きます。

　②　こぼれるように咲く今朝のコンスタンス

　③　右上のカップ咲き一輪だけがコンスタンス
　　　他のバラは全部エルンスト・カルバ
　　　右端数輪がシャクヤク・かぐや姫

　　　大好きなものばかり集めたらこうなってしまった
　　　…という画像です

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• 5月の庭　2017