自分として、薔薇の理想の咲き方って、あるなあと思う。
それは、私の場合は、だいたいカタログ通りの咲き方…ということになる。
薔薇を売るプロが、これを見て、買ってほしいと願う、一番魅力的な花の姿だろうなあって、思うから。
たとえば、ローズ・オプティミストでは、こんな感じ?(画像、左)
花びらが互い違いに重なり合い、開いていない姿。花びらの端には、緑色も見える。
もっとカタログではきれいだけど、だいたいこんな感じの写真が使われている。
そういう花が咲いてくれたら、やった~って思い、うれしくなる。
ラ・フランスも、カタログに載る花の形があって、ホント、きれいだなあって思うのだけど、なかなかそうは咲いてくれない。
じゃ、これはどうだろう。こんちゃんさんにいただいた十六夜(いざよい)薔薇。(画像、中)
花びらが欠けて咲くことから、月が欠けはじめる十六夜の薔薇、と、名前がついている。だから、整って咲くこともよくあるのに、カタログでも、こんな感じ。
欠けていることが個性で、きれいだと思えるなんて、いいなあ。
以前、ウィリアム・シェイクスピア2000を育てたとき、たまに、十六夜薔薇のように、欠けている花が咲いたのだけど、その時は痛恨だったのに…。
考えてみれば、ヘンな話だ。同じ咲き方で、十六夜薔薇ではよくて、違う薔薇だと残念がるのは。
さて、うちで、いちばん理想的な咲き方をしてくれないのは、紫玉。
これも、花びらがごっそり欠けたりする。
この春は、たくさんつぼみをつけたので、すごく期待していたのに、みんなつぼみのつけ根から、黄色くなって取れてゆき、咲いた花は数個だった。
ショックだったなあ~、さすがに。
理想の咲き方どころか、花が開くところまでいけなくて、つぼみがほぼ落ちちゃうなんて。
で、たった一つだけ、理想に近い咲き方かな、と思ったのが、これ。(画像、右)
ところが、よく見ると、花の中心に、何か白い芽が出ていた!
うわあ~、理想の咲き方はあきらめて、貫生花ということで、日記を書くか…、と思っていたら、翌日の夏のような日差しの下で、白い芽ごと、ちりちりになって、元に戻らなかった…。
紫玉は、とことん手ごわい薔薇だなあ~~(;´Д`)
たぶん日ざしの問題とか、水切れとか、なにか育て方の間違いがあるのだろうけど…。
ほかの薔薇好きさんにも、理想的な咲き方では、なかなか咲いてくれない薔薇って、あるのかなあ…、なんて思っている。
画像、左、HT、ローズ・オプティミスト。
中、Sp、十六夜薔薇。
右、G、紫玉。
追記…猫娘。さん、今年は紫玉、ゼロです…
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こんばんは
返信する3つともいい感じで咲いていますね~
紫玉はたしかに 気難しいかも・・・
ローズ・オプティミスト きれいですね。
我が家では レーヌ・デ・ヴィオレッツが手をかけていてもなかなか うまくいかないかなぁ・・・
たまに 忘れた頃 ハッとする美しさを見せます。
chigoさん、おはようございます。
紫玉のような、濃い紫になる薔薇、好きなんですが、日差しが強すぎるうちの狭い庭には、向かないかもしれません。
ミッドナイトブルーも、5月の日差しで、ベランダでさえ、日焼けする場合があるし…。
ファイルヘンブラウは、熱心党のシモンの枝の下になるので、いいんだけど、今度は光が足りない感じです…
菫色の女王様も、好みのタイプです~、すごく。でも、やはり、難しいですか(^^;)
ハッとする美しさ、見てみたい~
こんばんみゃ~。
返信する十六夜、ユニークなバラですね。これを奇形と思わず、個性と感じて、商品化した人の勇気がすごい。
人間でもそうですよね。個性、天才と呼ばれるか、変人と言われるか。その人そのものではなく、評価する人で、価値が決まる。けっきょく、多数決になってしまったりしますけど
くじらにゃん
十六夜薔薇は、原種なので、もともとこんな感じで咲いているのでしょうけど、ふつうに咲く場合もあります。これは、だれがつけたのかはわからないですが、ネーミングの勝利?
プロデュース次第かもしれませんね~
…というか、私がダマされやすいのかも…(;´▽`A``
文学的な好みがあるだけに、ロマンチックな名前だけで、ころっと…
十六夜薔薇は、花が欠けているのだけが魅力ではなく、トゲトゲのつぼみから美しい花びらが出てくる様子とか、人をひきつける独特の美しさを、持っている薔薇ですが…。
多数決…わかる気がします~
こんばんは。
返信するローズ・オプティミストと紫玉が素敵ですね。(*´∇`*)
薔薇って本当に難しいのですね。
らりこさんの日記を読んでいると、私だったらもっと苦労しちゃうと思います。(^^;;(^^;;(^^;;
それでもらりこさんは薔薇がお好きなんですね。いろいろ難しいし大変だけど、好きだからできるのですね。解るような気がします。(*´∇`*)
私も黄金オニユリさんや美人な月下さんが大好きだから、例え何年かかっても大切に世話ができるのです。(*´∇`*)
よきくんさん、おはようございます。
薔薇が特に難しいというのでもなく、菊も難しいなあ~、なんて思っています。要するに、根気もなく、育てるのが、私はヘタなんですね~(^^;)
ほんと、おっしゃる通り、好きだからですね(⌒∇⌒)
私には、何年かかっても大切に…っていうところが、なかなかできません~
よきくんさんは、すごいです~~
おはようございます(*゚▽゚)ノ
返信する理想の咲き方🌹
ありますね〜^^
私はやはり、薔薇は咲き始めが一番美しいなぁ💕
オプティミストはふっくらとして、クラシカルな形を保ったこの感じかステキ😍
例えば、私の大好きなナエマも咲き始めのカップに、中心のグルグルが包まれて見えてる瞬間に萌え〜😆
ラブだと、表弁と裏弁の両方が見える瞬間💕
剣弁高芯咲きのちょうど中心が一番尖って見える時って言うのかなぁ(笑)
それぞれ違った美しさですが、共通するのは開ききる前ですね(*´꒳`*)
皆さんはどうかな?
紫玉は気難しいのですか?
とても綺麗に咲いています💕
イザヨイバラは個性的な薔薇ですよね。
確かに、この欠けた姿に魅力を感じた作出者は凄いと思います‼️
薔薇の魅力は語りきれません(^^;;
小山内先生もよく仰っていますが、
薔薇はその人によって見せたいビジョンがあって、
仕立て方や手法も先生によって違ったりするけど、追求すればするほど良くなる植物だと。
自分好みの薔薇に育てていけたら嬉しいですね(o^^o)
ふみえさん、こんにちは。
わかります~、咲き始めの美しさはえもいわれぬ美しさ~
剣弁高芯は、高貴という感じですよね~。
ロゼット咲きは愛らしい、というか…
私は、散る薔薇の散る寸前も好きです。花びらがゆるんで、今にも落ちようかという時の…これは、やはり、オールド・ローズのセミダブルの花です。ヨーク・アンド・ランカスターとか、アリスター・ステラ・グレイとか…。
紫玉は、きっとうちには合わないんです~
ぎゃ〜長々と打った大作(笑)コメントが消えたぁ。
返信する要点だけ、書き直し〜。
えっと〜。薄っぺらな超面食いなんで、深く考えない、見栄えがよければそれでよし〜。
理想のプロトタイプは一応思い描くけど、あくまでざっくりなんで、カタログ写真は七掛けで(笑)
billet douxで学習したがな、って逸話も織り込んで綿々と恨みつらみ(笑)を綴った力作でした。
サムさん、こんにちは。
わあ~、その大作で力作、読みたかったなあ~。
カタログ写真は七掛け…って、ウケル~
いや、まったくだ~。
最近は、買いたいなと思ったバラは、カタログ写真だけでなく、ざっくばらんな薔薇ブログの写真を探すようにしています。
そこで、あまりうまく咲いていないようなら、うちでは、ムリだな…と。で、あきらめがつく…
え~、ビエ・ドゥー、サムさん、先日開花写真をアップされていましたけど、白い斑も見えるし、花びらの刻みもあるみたいだし、カンペキだと思いましたよ?
おはようございます
返信するいえてます、わかります
カタログ通りじゃなかったときのがっかりときたら
でも、存外、翌年にはとても元気になって
待てば海路なんだなと自分のせっかちを恥じたり
一喜一憂、薔薇は罪な奴です( ´Ω`)
anneさん、こんにちは。
わかっていただけますか~
そう、そう、おとなの株になったら、うまく咲くようになったりね…
しかし、紫玉は、もう5~6年目くらいかなあ。今年こそ、と、期待が大きかっただけに、がっかりかげんも、ハンパじゃなかったです。
バラ園とかに行くと、うまく咲いていたりするのに…。たしか、木陰になるところに植えてありました。たまたまかもしれないですけど。
鉢だからよくないのか、と思って半地植えにしたり、庭に出るドアの陰に植えてみたり、日なたに鉢を置いたり、いろいろしてみた結果がこれなので、狭い庭だし、もう、ギブ・アップしちゃおうかなあ~
ホント、薔薇は罪なヤツです
バラも生き物だから一期一会ではありますね。最近はデジタル画像で加工は容易ではあるけれど、瞬間を切り取るのが「写真」の意義ではと思います。
返信するあおさん、こんばんは。
もう少し、おおらかに薔薇とつきあえたらいいんですけどね~。
すぐに結果を求めちゃいますね。…とはいえ、紫玉については、あれこれ努力しているつもりなんですけど。
環境を変えて、よく咲くようになったジャクリーヌ・デュ・プレや、フラウ・カール・ドルシュキの例もあるので。
ただ、あてずっぽうでやっているから、的外れなのかな~~
んんん?私の見ていないところで、一瞬、理想の咲き方で咲いているのでしょうか~。
billet douxは購入当時いくちゃんと延々愚痴った記憶あり。最初のプロフでは強香だったの、その時に入手したんだけど、暫くしてプロフが中香になったらしく、その時にいくちゃんが買ったのかな?
返信するうちのは今年も無〜微香。
釣書に偽りあり(笑)
美人は美人なんだけど、絞りも最初は不安定、単色が多くてね、まぁ、ものすごいタフで強健で
例えると筋骨隆々のアスリート体型。お顔だけ華奢な美人、って評価した記憶あり〜。
そんなことプロフ(カタログね)からは推測つかない!っていうような内容だよ、
とにかく カタログ写真=見合い写真って考えると、相手に売り込むべく、いいことしか書かない、釣書見ても性格はわかんね〜
ってことでらり子さんもやってるように育ててる人のblogを見る!で、前にもリンクしたおかまの薔薇日記に行き着いた(笑)あの人のblogは性格をうまく浮かび上がらせてるとか、理想の咲き方looksから性格まで、カタログ(写真付き釣書)云々、
・・・アレヤコレヤを綴ったんだよ。
端折ったけど、大体今ざっくり書いた内容 いかにカタログ(釣書)があてにならんかを愚痴った内容の渾身のレポート だったのさ(笑)
サムさん、こんばんは。
ああ~、そうだ、そうだ、いくちゃんさんと、そういえばえらくもりあがっていらしたような記憶あり(⌒∇⌒)
ははあ~、香りということもありますか。なるほど
私は、オマル・ハイヤームを買った時に、わあ、カタログ写真といっしょだ~、と、すごく喜んだんですよ。
だけど、3年くらいでダメにしちゃったなあ~。完全に私の管理が悪かったんだけど。
オールドローズなんかは、わりと花型とか、自由に咲くところがあるので、期待通りに咲くと、すごくうれしいですね。
…なんか言っていることが支離滅裂になってきました(;´Д`)
まあ、とにかく、カタログ写真は七掛け…これを座右の銘としよう
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