5月は、園内では葉が青々と茂る時期ですが、それに反して、水生温室では特に下旬が1年で一番みすぼらしくなります。それは、熱帯スイレンの植え替えのため、葉のほとんどと花と蕾を摘んでしまうからです。来園者の多いこの時期が植え替えの適期になるため止むを得ません。生育旺盛なので、植え替えて10日もすれば、葉や蕾が伸びますので、ご安心ください。
写真 左:植え替え前の状態
生育していくうちに株が鉢からあふれてくるので、毎年植え替えないといけないのです。
写真中央:鉢から抜いた直後
この後、土を全部落としますが、そのときに根を大量に切ります。そのために、株が弱らないように、葉の多くと花と蕾を摘みます。
写真 右:新しい用土と、植え替え後の状態
「荒木田」という粘土質の用土を主体にした土に植えます。植え替えるのに時間がかかるので、終了直後の株はいずれもしおれています。
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