H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス(H.multifidus hercegovinus)です。この原種の熱烈な愛好家の方からは、「へルツェ様」と呼ばれています。へルツェ様は、何と言っても糸状にもなるという細葉の美しさです。人によっては、「花よりも葉が命」とも言われています(笑)。このヘルツェ様、モンテネグロ西部やボスニアの比較的標高の高いところに自生しているのですが、地理的にアドリア海に近いため、けっこう温暖で開花時期も早めです(年によっては雪が降りましたが)。
ところが、より内陸部側のモンテネグロ東部に、このヘルツェ様に似て細葉のH.セルビクス(H.トルカータス・モンテネグロ)が自生しています。ヘルツェ様と繋がりがあるのか、知りたくなってしまいます。
そしてこの細葉のH.セルビクスは、より東部のセルビア側にも自生している様です。セルビア側は、まだ自分で確認していないので、来年あたり行きたいと思っています。
原種を見ていると、なんやかんや想像がいっぱい広がって眠れなくなります。
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