ホウライショウを食べてみたよ

写真1

写真2

写真3

久々のブログ更新となります。
ということで、少しパンチを効かせた内容にするために
園内の植物に犠牲になってもらいました。
尊い命をありがとう。


というわけで今回食したのはコチラの実
（人によっては若干グロテスク）
植物園の大温室に植えられています。



これが何か分る方はいますでしょうか？（写真左）




タイトルに書いちゃっているんですが、答えを発表します。
ホウライショウ（モンステラ）の実です。
サトイモ科の植物として知られているこの植物、
葉っぱの形がかわいらしいことから、名前を知っている方は
多いのではないでしょうか？



さてさて、緑色の部分をはがして、肉穂を食べてみます。
えいっ（写真真ん中）
この1つ1つが分離していてぽろぽろと取れるんですね。
なかなかおもしろいです。


取れたのはこんな感じです。（写真右）
感触としては、ライチのようなプルプル感、
縦に対しての柔らかな繊維質がなんともいえません。
ちょっと力を入れると水分が出てきます。
香りはというと、月並みな言葉ですが
完熟のパイナップルとかリンゴのような清涼感のある香りに感じました。
これは個人差があると思いますが、パイナップルのような香り
というのははずせませんね。






さてさて、肝心のお味はというと



・完熟の甘いパイナップルの味
・ゼスプリゴールドっぽい風味と味
・気にならない繊維質（すぐほどけます）



うま～！！！
なんでこんなおいしいのに、広く普及されないんだろう、
やっぱり見た目がちょっとインパクト強すぎるからかな？



…と思っていたら、すぐに理由が分りました。
シュウ酸塩です。口の中に残る違和感が半端ない！
また、ちょっとアレルギーに弱い体質だから喉までかゆい！！


「ホウライショウ　食べる」で検索すると
日本中毒情報センターというＨＰのサムネイルに、
ホウライショウの名前が書かれていました。

完全に熟していない場合、ホウライショウにシュウ酸塩が
含まれているため、口内がイガイガしてしまいます。
真っ白な気持ちで食べるべき！と食べたのがいけませんでした。


皆さんも新しいものを食べるとき、気をつけてくださいね！
自己責任ですよ！
ただし、全国各地の植物園にあるものは
持ち帰ってはいけませんからね！

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