蝶が取り持つ縁｜園芸日記byあけマサ｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

10日ほど前に見つけたジャコウアゲハの幼虫の様子を見るため、今朝は少し遠くの田園地帯まで足を延ばしてみました。
そこは農道沿いの側溝の縁にウマノスズクサが生えており、ジャコウアゲハの幼虫が棲んでいます。

アスファルトの僅かな隙間から伸びているウマノスズクサには、今日もたくさんの幼虫がいました。
葉っぱに付いているものや、側溝の縁を這っているものも。…①、②
傍らの電柱の根元には、蛹も付いていました。…③

周りの雑草は綺麗に刈られているのに、何故かウマノスズクサだけが残っているので、幼虫たちにとっては天国の様な場所です。

水のない側溝に下りて暫く写真を撮っていたら、一人の女性が傍らを通りかかりました。私と同年代か、少し年上くらいか…。
こんな場所でカメラを持ってしゃがみ込んだり、側溝に出入りしている私の姿は、きっと奇妙に映るのだろうなと思っていたら、案の定声をかけられました。
「何をされているんですか？」
「チョウの幼虫を撮っているんです」
「もしや、ジャコウアゲハですか？」
「そ、そうなんすよ！」
それから話はどんどん弾んでいきました。

じつは彼女も、以前からここのジャコウアゲハを大切に見守っているそうで、草刈りの人に頼んで食草のウマノスズクサだけは刈り取らずに残してもらったのだとか。
ちなみに自宅では、この夏キアゲハをたくさん育てたそうです。

「私と同じような人がいるなんて、すごく嬉しいです」
「こちらこそ同じですよ、まさかそんな方がいたなんて」
まさかほんとに、自分と同じような思いの方がいるとはびっくりでした。
なのでマジ嬉しかったです。


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