朝から雨が降ったりやんだり、秋雨である。
雨の合間に庭に出る。
落ちている花を見て、あ、チャノキの花が咲いているのだと気づく。
白い花びらに黄色い蕊が可愛らしいし、そうか、椿の季節到来、秋も深まっていくのだとも思う。
今年は柿がたくさん生って、枝が垂れ下がるほどである。柿の葉の紅葉も趣がある。一葉に赤や黄色が混ざり合ってグラデーションが魅力的。と思えるようになったのは歳を重ねてからのこと。柿の木は、どこの家にも一本はあって、何の変哲もなく、食することもあまりなく、ただある、ただそこにある、そういう木なのである。それが今はどうか。初物はうやうやしく頂いている。
昨年は咲いたのかどうか定かではないが、今年はホトトギス「天の川」が咲いている。園芸種らしいけれど、優しい色合いでいいと思う。
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こうして教えてもらうと柿の木の紅葉も捨てたもんじゃないという気がしてきます。
返信するそう思えるようになったのも年を重ねてからのこと、ですか。なるほど、確かに柿の木の紅葉って申し訳ないですが汚く映る印象でした。実がなるからそう感じるのかもしれません。
その反面、枇杷やイチジクもそうですが、柿もとれたその実を身内や知人に配るという、なにかしら記憶に残るノスタルジックな良さがありますよね。
近頃は、「捨てたもんじゃない」ものが結構あるなと思うようになりました。歳を重ねて人生のゴールが近づくと見えてくるものがあるのだと、それはなかなか近づいてからでないと見えにくいのが難点ですが、思います。
そうそう、柿も枇杷もイチジクも身内や近所に配りますね。微妙に配る順番があったりして、より近しい人、大切な人順でね。
柿の木の葉、実はどっさり散って片付けが大変です^^
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