江尻先生のセロジネ｜園芸日記byfloredatus｜みんなの趣味の園芸

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先日、船橋で開かれている洋ラン展に行ってきました。そこで飾られていたのが、画像のセロジネです。

みなさんおなじみの江尻光一先生が亡くなられたのは昨年です。マスメディアに積極的に出られ、やさしい語り口で洋ランをはじめ、鉢花、観葉植物と多くの分野を教えられました。日本の家庭園芸普及に多大な貢献をされたことと思います。

かくいう私も、江尻先生の本を教科書に洋ランを育てました。ある会場にいらっしゃると聞き、本を持参してサインをお願いしたこともあります。

通常、サインはその場で買った本にするものですから、お恥ずかしい振る舞いだったかもしれませんが、快く応じてくださいました。私も世間知らずの高校生でした。やや気恥ずかしい思い出です。

先生がセロジネについてのエピソードを話しているのを、テレビで聞いたことがあります。海外からのお土産にもらった丸い玉のようなバルブを育てていたところ、あるとき白い美しい花が咲き、いたく驚いた、それがこの蘭だったということです。

セロジネの前には多くの人が足を止め、説明書きに目を走らせていました。


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