タウラスゆうきさんの園芸日記
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タウラスゆうきさん  神奈川県
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和の魅力。

2017/12/07
和の魅力。 拡大 写真1 和の魅力。 拡大 写真2 和の魅力。 拡大 写真3

久々の日記…今日は和風の名前と落ち着いた色彩が
美しい薔薇を選んでみました。

写真1:嵯峨野
今日の薔薇も横浜イングリッシュガーデンの品種ですが、
京都の地名がついた薔薇。

この名前を観て、思い出した歌があります…。
https://www.youtube.com/watch?v=id_Q43a-tQg
親が持っていたレコードに入っていた、女性のコーラスが
とても美しい歌。
小さい頃だったので歌の意味なんて分かりませんでしたが、
ただ、この綺麗なコーラスがずっと記憶にあったのです。
でも…調べてみたら「嵯峨野さやさや」なのですね。
何故か「さらさら」だと思い込んでいました。

写真2:空蝉
淡いベージュの何とも繊細な色彩の美しい薔薇。
こういう色に「美」を見出すのは日本人ならではの感覚、かも。

写真3:玉鬘
フト思い出して、3つ目はこれにしてみました。
「空蝉」、「玉鬘」というのは源氏物語の巻名にあるのですね。
大学時代、日本文学を専攻していたので、
もちろん源氏物語もゼミの演習がありました。


古典と言うと、言葉遣いのせいもあって難しそう…と
敬遠される方もいらっしゃるかもしれません。
が、源氏物語はいわば光源氏の恋愛遍歴を綴った
ラブストーリーなのですね。

一方、源氏物語の作者の紫式部とライバル関係に
あった(らしい?)、清少納言の書いた「枕草子」。
「春は曙…」でおなじみの作品ですね。
これは今で言えばさしずめ「ブログ本」みたいな物なのです。

作者である清少納言が、好きな物や逆にこれはイヤ…と思う物、
あるいはある日の宮仕え(つまりお仕事)の様子などなど…が
まとめられているのですね。

と、懐かしいことを思い出してつい書き綴ってみました。
最近バタバタしてコメントを頂いている、
皆さんの日記にお邪魔できていないので
明日…か週末にでもお邪魔出来たら良いなぁ。
不義理で本当にゴメンナサイ。

「和の魅力。」関連カテゴリ

みんなのコメント(8)
  • 写真
  • 2017/12/08

え?そんなこと気にしてるの?
忙しい時は仕方ないよ~。
って言うか、忘れられるとか思ってる?まさか~

最近は古典も漫画になっててとっつきやすくなったりしてるね。
漫画に!!って思う人もいるかもしれないけど、それで興味がわいて原本読むって人もいるかもしれないしね。
そう言えば枕草子の冬はなんだっけ?
春と秋がインパクト強くって、思い出せない~

鬘ってカツラと同じ意味?いや~髪の話題になるとすぐ飛びつくのでありました~

返信する

芋るりさん、コメントありがとうございます。

まさか…とは思いますが、ネ。
年末年始は趣味園、留守がちになるかと思います…。

どんなメディアであれ、そういう文学作品に
興味を持つことが出来たら、良いことだと思いますね。
せっかく優れた文化でも、後世に伝わらず、
忘れ去られてしまうのが一番良くないと思います。

枕草子…「冬はつとめて(早朝)」ですね。
http://manapedia.jp/text/2214
これは確かに今は使われない言葉なので、
ちょっと出てこないかもしれませんね…。

玉鬘、改めて私も調べてみたら、
コメント頂いたとおり「カツラ」の美称、という意味と
宝玉の付いた髪留めのこと、2つの意味があるようです。

おはようございます♪
師走でお仕事も繁忙期ですよね。
お疲れ様です♡

和のバラ🌹
どれも落ち着いた美しさですね。
日本人の美に対する感性は、お花そのものも名付けにも表れていて素敵だなと思います。
古典 私は好きでした。
枕草子は暗唱しましたし なんとなく今でも頭に入ってる感じ(笑
源氏物語は宝塚を覚えたてで観て
モテモテ光源氏が自分の所業と同じことを息子にされて因果応報に愕然とするラストシーン印象的でした。

私たちは自国の古典についてもっと関心を持たないといけないですね。
外国人の方の方が詳しかったりしますし。
つい有名な外国のバラばかりに目がいってしまうけど和のバラについてもそうですね。

返信する

バイオレットさん、コメントありがとうございます。

まだ、本格的に忙しくなるのは来週辺りから、
という感じのようです。
明日も普段どおり休みなので、お出掛けを
ちょっと楽しんでこようと思っています。

日本の薔薇で外国語の名前が付いたものも多いですが、
やっぱりこういう日本語の名前は言葉が美しいですね。

私は気がつけば文系の道をまっしぐら、でした。
文学作品を通して、当時の文化などを知ることが
出来るのも興味深いですね。

古典作品やその他優れた文化、伝統芸能。
せっかく日本には色々なものがあるのに、
それらを大事にしないのは、寂しいことですね。
私も、もっと自国の伝統文化を知り、
誇りに思えるように理解したいと思いました。

いえいえー、気にしないでー。
と、私が言うか?笑
不義理すぎる私ですしーー。(*´꒳`*)

わたしも、源氏より枕が好きです。
何度か原文に挑戦とか思いましたが、途中で挫折してます。
今は林望さんとかも読みやすい。?何ですが読んでませんしー。

冬はね、確か炭をおこして廊下を渡るとかーー。寒くてやってられない。
なぁんてね。(*^^*)v

返信する

Sakurasouさん、コメントありがとうございます。

そんなことないですよ~。
こちらこそ、最近なかなか日記にお邪魔
できていないのにコメント頂いて…嬉しいです。

枕草子、原文はさすがに古語なので
ちょっと理解するのが難しいですね。
高校生の時、国語の授業で橋本治さんの
「桃尻語訳枕草子」というのが、ちょっとだけ
出てきたことがあります。

これは現代語訳なのですが、少し前の若い女性風の
言葉遣いになっているのですね。
「春って曙よね~」…みたいな感じです。
今なら「春の夜明けってさぁ、チョー良くない!?」
でしょうか。これももう古いかな。

冬は雪が降っているのはもちろん、
霜が降りているのも良い。
火鉢の炭をおこすのも悪くはない。
でも…日中になって暖かくなると火鉢の
燃え尽きた灰が真っ白くなっているの、
あれは美しくない。
現代語訳すると…ざっくり、こんな感じですね。

ゆうきさん こんにちは~

お忙しそうですね~
お身体大切になさってくださいね~(^-^) 

空蝉は河合先生のバラでしたよね♪
河合先生のバラは 日本古来の色彩を具現しているような
繊細な花色が美しいですね

源氏 何となく・部分的にしかストーリーを知らないので
全部読みたいなぁと思いつつ 今に至ります(^-^;
そういえば 息子が最近
「春はあけぼの・・・」と暗唱していました^^
私も学校で初めて枕草子を習ったときに
それぞれの季節の良い時、確かにそうだなぁと
昔の人の美意識の素晴らしさを感じた記憶があります
それぞれ 風景が思い浮かんで美しいですよね(^-^)

返信する

みなもさん、コメントありがとうございます。

最近、四十肩のようで腕や肩を上げると
ちょっと痛いですが、それを除けば至って元気です。
日常生活に影響はないですけどね。

空蝉、河合先生の薔薇ですね。
この薔薇と同じ所に植えられている「禅」もそうですが、
コメント頂いたように日本らしいとても繊細な
美意識の感じられる薔薇が多いと思います。
私の最初の薔薇、アルデバランも
河合先生の品種ですね。

古典なので難しそうですが、源氏物語の主人公
光源氏は幼い頃に母を亡くし、その母の面影を求めて
色々な女性と恋に落ちるのですね。

私も学校に通っていた頃は
百人一首や色々な古典作品の暗唱、やりましたね~。
成績が落ちては大変!と必死になって練習したものです。

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