ptechさんの園芸日記

正真正銘秋咲きスノードロップ

2017/12/18
正真正銘秋咲きスノードロップ 拡大 写真1 正真正銘秋咲きスノードロップ 拡大 写真2 正真正銘秋咲きスノードロップ 拡大 写真3

これまでガランサス・ エルウイシイ・モノスティクツス(Galanthus elwesii var. monostictus:ヒガンバナ科ガランツス属)と紹介していた中に新種(Galanthus ssp.:ヒガンバナ科ガランツス属)が紛れ込んでいたようです。
10月末から咲きだしました。

一昨年10月末から咲いているスノードロップ(ガランサス:Galanthus elwesii)を紹介しました。
そのブログの画像の中に、内花披の緑の文様(apical mark)の雰囲気が違ったものが混ざっていることに気がつきました。
このモノスティクツスという変種名は「模様が1つの」という意味で、典型的なガランサス・ エルウイシイと違って内花披の緑マークが一つしかありません。

この早咲きスノードロップも模様が一つしかありません。
しかし内花披全体に広がり、それも薄く広がっていますので、ガランサス・ エルウイシイ・モノスティクツスではないのではないかと思うようになりました。。

そう言えば何年か前、園芸店でやたらと早く咲いていたスノードロップ(ガランサス・ エルウイシイ)があり、それを買って帰ったことがありました。
それを疑いもなくモノスティクツスだと思い込んでいたので、12月咲きのスナードロップのそばに植えました。

それが一昨年10月末に咲いたのではないかと考えています。
先ほど書きましたが、内花披の緑マークが薄く広がっているのが特徴です。
昨年はそれに気づきませんでしたが、今年早く咲いたものを見ていて違和感を感じ、よく見直したら、違っていると結論づけることができました。

スノードロップは学問的には2枚の葉の出方や緑マークで区別されます。
しかし交配種(hybrida)や園芸種は咲く時期でも区別されています。

花の時期で

  季  節       北半球
    秋        10月〜11月
 非常に早期      11月〜12月 
   早  期       12月〜 1月
   最盛期       1月末〜2月
   遅  期       2月末〜3月 
   最遅期       3月〜4月

となっています。 
とすれば「非常に早期」咲きより早い「秋」咲きと言えば良いのでしょう。 

ガランサス・ エルウイシイの園芸種で、'Mrs Macnamara'、 'Peter Gatehouse'、'Remember Remember'などが「非常に早期」「早期」に咲く種類として知られています。
これらとは違ってたガランサス・ エルウイシイの中の変異種であろうと思います。

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!