糸の切れた凧さんの園芸日記
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糸の切れた凧さん  群馬県
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肥料を巡る冒険(笑)・・・その⑤

2017/12/21
肥料を巡る冒険(笑)・・・その⑤ 拡大 写真1

花は全て最初から種から育てていた。今考えると、ハードルの高い行為ではあったが、理由としては種袋で購入した方が安いという単純な理由からだ。(後に発芽の喜びを植物から教えてもらい、更に種まきにのめりこむこととなる。)

花の種まきを始めた当初は、比較的に育てやすい、朝顔、ひまわり、ペチュニアという種類から始めていた。今から3年前位の話だ。

8-8-8の普通化成肥料を幼苗に与えて枯らす事を繰り返していたが幼苗への追肥は液肥を施していこうと考えた。理由は水やりと追肥という行為を一度に実施すれば作業効率も簡単になると考えたからだ。

最初は苗に花工場の液肥を1000倍にしたものを比較的に肥料を要求するというペチュニア幼苗に与えてみた。結果、翌日には枯れていた。何がだめだったのだろうと考え、容器の裏側に記載してある説明文を読んでみると、幼苗は2000倍希釈と記載されていた。濃度が濃かったのだ。

幸いに、実験的な意味でペチュニア1株のみにだけ施しただけであった為、苗の全滅は免れた。今度は容器に説明してある2000倍希釈率で土が乾くと苗に追肥してみた。最初、何の変化もなく順調にいったかのように思えた苗が、2週間目には枯れてしまった。これにはほとほと困り果てた。

容器の説明通りに追肥したはずなのに苗が枯れる。暫し考えてから、もう一度説明書を読んでみた。使用頻度が2週間に1度施すと記載されていた。ようは施す回数が早かった為、肥料の量が多くなり結果、幼苗が枯れてしまったのだ。

水代わりに希釈液を施したい。でも、現在の希釈率では苗は枯れてしまう。であれば希釈率をさらに倍の4000倍にしてみようという事になった。

500mlのペットボトル容器に4000倍の希釈液を作ることを考えた。色々、調べてみると、液体1滴の量は大体、0.04mlになると化学の本に書いてあったのでそれを参考にしてみた。

500ml(ペットボトル容量)÷0.04ml(液体1滴)=12500
12500÷4000(希望希釈率)=3.125 つまり500mlのペットボトル
に液肥を3滴入れて水を並々注ぎこめば、大体4000倍の希釈液が作り出せる計算だ。

早速、ペチュニアの幼苗にポットの土が乾くと施してみた。目論見は成功だった。他の植物の苗にも施してみたが結果は同じだった。

後でよく考えて見ると、幼苗は人間でいうと赤ちゃんなのだ。赤ちゃんに栄養があるからと言っていきなりステーキを食べさせる人はいないだろう。栄養になる前に、消化不良を起こして生命に危険を及ぼしてしまうのが関の山だ。赤ちゃんにはミルク・・・つまり超希釈液肥が必要なのだ。

以降、今日にいたるまで薄い希釈液肥を幼苗に水代わりに与えることが通常の行為になった。なんだか幼苗達が喜んでいるような気がした😊

 微笑みながら、その⑥に続きます・・・・✨✨

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