特に演出した訳では有りませんが、まだまだ雪が溶けないで、逆に凍っているH.チベタヌス(H.thibetanus)です。
輸入株なので、今年は咲かせるつもりはないのですが、何故か様子を見届けたくなってしまいます。
「今年は、異常気象だなぁ~」と、毎年言っているような気がします。2月に入れば、暖かくなるかとは思いますが、開花が待ち遠しいです。
H.チベタヌスの持ち越し株も、つぼみを抱え込んだまま、残雪の中で縮こまっているようなので、早く溶けて欲しいです。
昨日は、「京成バラ園」さんにおじゃまして、クリスマスローズの自生地の話をさせて頂きました。ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、原種の魅力が少しでも伝わってくれたら嬉しいかと思います。
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おはようございます。
返信する蕾付きチベタヌスを先日ネットで購入したのですが、何だか蕾に皺が出てしまいました。
趣味園のブログの方に、チベタヌスは毎日水やりをして、鉢底には水をためない方が良いと教えて頂いたのですが、この方法で良いのでしょうか?
乾かないのに水を上げると根腐れしてしまうように思ったりするのですが、チベタヌスの育て方は、乾燥気味に育てた方が良いと言われる他のクリスマスローズと育て方違うのでしょうか?
先生の「原種系 クリスマスローズ」も購入して調べたのですが、チベタヌスの写真はアップされていたのですが、育て方分からなかったのですが・・・。
まだ全部読んでないので見落としてるのかも分かりませんが。
野々口先生
返信する初めまして、今晩は。チベタヌスの文字を見て思わず初コメントさせて頂きます。先程、金子先生にコメントしたばかりですが、私クリスマスローズを始めてまだ4年ほど(園芸歴もほぼ同じ)の初心者ですが、チベタヌスは以前からあこがれの存在(あの花型、色、ベイン)でした。うちにも2株あるのですが(1つはもう3年は経っています)まだ咲きません。実は咲いている実物を見たことありません、園芸店に苗は目にするのですが・・・。家の株は今年は芽出しもまだです。最近の猛暑続きで・・・心配ですがまだ鉢の中を見るのも怖いし。ピンクアイスとか交配種もあるそうですがまだお目にかかったことは有りませんがぜひともお迎えしたいと思います。
tyokoさん、こんばんは♪
返信するクリスマスローズに関わらず植物の栽培方法は、育てている環境や育て方によって、変わってくることを、先ず、認識しなくてはいけません。
また、一般的な育て方で、「乾燥気味」と言うのは、ちょっとニアンスが違うかと思います。
水やりの基本は、四季を通して「鉢土の表面が乾いたら、鉢底からあふれ出るくらい与える」と言うのが基本です。
その中で、特に夏場は、高温な上に、梅雨~台風~秋雨とただでも過湿となる傾向が強くなるので、「表土というかもう少し下側、1/3位まで乾いてきた段階で水やりする」と言うことです。
根に乾湿の変化を与えると言うことは、園芸の基本とも言えるかと思います。水に、ず~~と、浸っている状態は好ましくありません。
だから、「乾かし気味」と言うのは、決して乾かしてしまうことではありません。夏場は特に「過湿にしない」ことと考えて下さい。
以前は、雨量が多く、夏場に水やりし過ぎて、枯らしてしまう人が多かったのです(今でもいるかも知れませんが)。
最近は、温暖化の影響もあり、雨が少ない夏になったりするため、日当たりの良い場所で栽培している人は、逆に水枯れで枯らしてしまう方がいらっしゃるようです。
よって、水やりは置き場所も関連します。クリスマスローズの栽培では、通常は夏場、直射日光が一日中当たる様な場所は前提になっていないため、日当たりの良いところで鉢栽培している人は、休まず水やりしなくてはいけなくなります。
トータル的な前提(置き場、風通し、培養土、鉢の種類等と水やりの関係)を良く理解しないで、一部の言葉だけで判断してしまうと、失敗してしまいます。
基本は、繰り返しますが「鉢土の表面が乾いたら、鉢底からあふれ出るくらい与える」です。
園芸店や生産者の人、または、一般の方でも、家に一日中いらっしゃる方なら、水やりの管理はできるでしょうが、日中、仕事に出られる方は、いかに水やりの間隔をあけられるかを考えなくてはいけません。言わば、手抜き方法を(笑)。
前提が長くなりましたが、チベタヌスの栽培ですが、先ず、ネットで購入された株が、輸入株であるならば、とてもダメージを受けた状態にあるかと思います。
今年の花をあきらめて、株を養生することが大事です。
先ほど、基本について書きましたが、原種によっては、水が好きと言うものもあります。
チベタヌスも自生地の環境からみて、水を好む原種の一つと言えるでしょう。とは言え、ジュクジュクな状態は避けた方が良いかと思います。
言葉の定義は、人によって違ってきますから、要注意です。
「鉢底に水をためないように毎日」と言うことは、どういう環境で栽培したらよいかを考えなくてはいけません。
「手段」ではなく、「真理」を教えて貰う必要があります。
栽培環境によって、「手段」は変わりますが、「真理」は変わりません。
例えば、
日当たり、風通しが良ければ、水やりの頻度は多くなりますが、その逆の環境だったら、水やりの頻度は少なくなります。
その「真理」は、「過湿にならない、かといって乾きすぎない環境を、乾湿を与えんがら維持すること」です。
「手段」だけに注目すると、片方では「水をいっぱい」と言うことになるし、一方は「水は一定期間毎」となります。
先日、森先生とお話ししましたが、チベタヌスは深鉢でない方が良いと仰っていました。むしろ根を広げて、浅めの鉢に植え込み、水を十分に与えるです。
深鉢じゃなかったら、底に水はたまりませんネ。
根を広げて、新しい根を出させるようにすることが大事なのです。
「浅めの鉢で、水やりしっかり」の「真理」は、「水は好きだけど、排水性の良い環境を好む」と言うことでしょうか?
とりとめのない話をしてしまいました。分かり難いかも知れませんが、チベタヌスの栽培、頑張って下さい。
kimさん、こんばんは♪
返信するチベタヌスはとても魅力的な花です。
でも、先ほども書きましたが、残念なことにダメージを受けた輸入株が多く出回っているため、それを復旧するには時間がかかってしまうことがしばしばありませう。
でも、3年も持ちこたえたのですから、後は株が充実すれば花は咲くかと思います。
開花したら、アップして下さいネ♪
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