今回、ガーデン&ガーデンで一番気になったのは、松村園芸さんのカップ咲きのシリーズものです。
えっ、加藤さんや広瀬さんのオーレア系でなくて・・・・・・
大和園のサニービーや花郷園のpapie deuxではなくて・・・・・
何故って思うかもしれません。
私が気になるのは松村園芸さんの提案力なんです。
本人は意識しているかどうかは分りませんが・・・(;^_^A
そう下向きでベルのような花は、昔からある当たり前といっちゃ当たり前の花かもしれません。今の育種の方向性はこれを否定し、横向きもしくは上向きに咲かせて、バラやボタンや椿のように華やかな花を目指してきたものです。
でも、改めて考えてみると松村さんが提案してくるであろう、下向きの整ったカップ咲きのシリーズは、ベル咲きや壺咲きのクレマチスやカンパニュラなどに似た魅力を引き出す可能性があると思います。特に寄せ植えに使う方向ではナチュラルなスタイルのものよく合うものになると思います。風に揺れるベルのような花がメインに入ると・・・・
これは寄せ植え意欲が湧いてきますね。
そう、違うコンセプトの提案なんです。
これはとても面白そうです。
カラーリーフの時もそうでしたが、松村さんが今後どういう品種を出して、どうまとめて来るか。成功するものもあれば失敗するものもあるでしょう。また評価は人によって変わるでしょうが、今後のどう考え、どう動くかは目が離せないと思います。
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