近頃、ミニバラを含めた大きな薔薇たちに、目立った変化はないので、自然と目は、新しい発芽があるか、に向いてくる。そうそう、毎日それも、あるわけではない。
だから、種まきして3年目の、薔薇の実生苗を相手に、
「あなた、何者?」とか、
「今年は咲いてくれるわよね?」とか、しゃべることになる。
先日から、気になっているのは、ラストという名の苗。一番最後に発芽したから、ラスト。
これが、赤い小さな芽が、規則的に出てきて、可愛いなあ、寒さに強い薔薇みたいだ、と思って注目中(画像、左)。
棘がまた、かわいくて、茎の同じ高さに、2つセットで、出ているみたい…と、よく観察してみると…。
なんと、赤い芽をはさんで、芽の右と左の両側にその棘はついている。ええ~~!!ほんとに!?
さらによく見てみると、確かに、どの棘も芽の両側に、左右対称についている。そのほかに、棘はない。
驚いた!
この実生苗は、同じ実から出た姉妹が4人いる。それらを手元に集めて、確認してみることにした。
一番大きい、6号鉢のバルトロマイ、5号鉢のウォリック…まったく、同じ。つるつるの肌に、棘は、芽の両側のみ。
ところが、ニックとサラは、少し様子が違う(画像、中)。大きな棘は、同じように、芽の両側についているのだけど、ごく小さな棘が全身をおおっている。毛深い肌みたいに。
ほお~。おもしろい。個体差なのかな。サラはまだ小さいけど、ラストも小さいから、大きさによる差ではないみたいだけど。
この5人姉妹(画像、右)は、親はわからないのだが、特徴的な実から、ヒメサンショウバラ(ロサ・ロクスブルギー・ノルマリス)ではないかと思っている。そこで、同じロクスブルギー仲間の十六夜薔薇(ロサ・ロクスブルギー・ロクスブルギー)も、持ってきてみた。芽が少ないので、わかりにくいけど、確かに、芽の両側に棘がついている。
へえ~、やっぱり!!おもしろい~。
どなたか、サンショウバラは、お持ちじゃないかな。サンショウバラも、仲間じゃないかしら。お持ちの方は、棘の位置を見てほしいな。
それにしても、大切な芽を守ろうとして、ガードマンが両脇にいるのね。けなげで、可愛いなあ。
でも、それにもかかわらず、めげないアブラムシが一つ二つ、芽についていた。
なんてこったい
画像、左、ラスト。トゲだけあるように見えるものは、向こう側に芽がある。
中、サラ。ちょっと毛深いのがわかるかな。
右、五人姉妹。
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こんばんは~
返信するらりこさん、観察眼がすごいです~
さすがです~ (^^)
それに、文章力、構成が上手ですね~
見習わなくては(*^_^*)
ところで、種から植えると、だいたい普通どのくらい(年数)で花が咲くんでしょうか?
教えてくださ~い(^^)/
kominさん、こんな日記に、よくぞ来て下さいました
返信するkominさんの植えた種は、母薔薇はなんでしたっけ?
四季咲きは早いみたいですよ。四季咲きのミニバラなんかだと、種まきして、最初の春には、もう咲くとか。
私のキャサリンは、何者かはわからないんだけど、最初の夏に、高さ15㎝くらいの苗で、ひとつだけ咲きました。
そのひと月後くらいに、もう一回咲いたんですよ
一季咲きだと、春にしか咲かないから、早くても、翌年の春ですね~。だから、私も、今年の春は、2回目の春なので、期待してるんですよ
中には、ある程度大きくならないと咲かない、猛者もいるらしい。3年とか、4年とか
kominさんのは、この春咲くといいですね~
お、でた! ロサ・ロクスブルギー。私の注目株。
返信するあ、ロサ・ロクスブルギー・ロクスブルギーってもう1個続けなきゃいけないんだ。テヘペロ
この時期だからこそ、トゲの観察で気づきがあるんですね。両側から守るガードマンというのもいいですね。
こんなに細い苗の時から、世間に対して立派に対抗しているというか、自分で自分を守っているというか、たくましいなぁと思いましたね。
こんばんは♪
返信するもうアブラムシが出たんですか?
ウチでは去年オルトランの出番がありませんでした。
バラには一匹もつかなかったんですよ。
震災が関係してるのかな?(^^;
その代りチュウレンジハバチが沢山。(涙)
まだアブラムシの方が良いかも・・・
marumushiさん、おはようございます。
返信するおつきあい下さって、ありがとうございます
十六夜薔薇の、学名のことなんだけど。
NHKの「バラ大百科」には、ロサ・ロクスブルギー・ロクスブルギーって、書いてあります。ところが、講談社の「オールドローズとツルバラ図鑑」には、ロサ・ロクスブルギーと、1回だけ。
2回繰り返す方が、カッコイイよね?(笑)
山椒薔薇の学名は、NHKの方は、ロサ・ヒルツラ。講談社の方は、ロサ・ロクスブルギー・ヒルトゥラ。
発音の多少の違いはともかくとして、学名が異なっているのには、イライラするんですけど~~。学説で違うんでしょうかねー。
薔薇のトゲが品種によって様子が違うのは、おもしろいなあと思っていたけど、位置までは注目したことがなかったので、自分としては、大発見だったんですよ~
おっしゃるとおり、今だからできる観察ですね
あー、サンショウバラのトゲが見たくてたまらない(笑)。広島市植物公園にあったかなあ~。買ってもいいけど、ノルマリス(ヒメサンショウバラだもんね)と、そっくりらしいし。
いじらしいロクスブルギー一族が大好きになりました
ほのかさん~、それですよー。
返信するアブラムシ、今年だけなのかはわかんないけど、いなくならないみたい。ラストちゃんの、まだ赤くて葉が開いてもいない芽にとりついてるんだもの、目立ちまくり(笑)
うちでは、ほのかさんのお宅とは逆に、オルトランが効かなくなっているみたいよ。ほかの効く薬を探した方がいいみたい。
チュウレンジハバチも多かった。実は、ご近所の大きな薔薇で、大発生して、丸坊主になった株があって。道のそばだから、よく見えるの。それが、うちに来たんじゃ…なんて疑ってはいけないよね。
確かに、アブラムシの方が、多少はマシかもね~。
我が家にサンショウバラがありますが、棘はどうだったかな。寒いので見に行くのは、そのうちにしよう。
返信するええ~~
返信するあおさん~、そんな殺生な~(笑)
もう一つ、教えて下さいっ!!
サンショウバラは、実がつきますか
わ~を、あおさん、お持ちだったんだ~
やった
らりこさん こんばんわ
返信する素晴らしい文章力で、2度読んでしまいました
それにしても良く観ていますね。芽の両脇にとげがあると!
同じ種からでも微妙に個体差があるんですね。
昨日の日記の疑惑は気になりますね。
私がまいた野茨の鉢に今日なにやら芽のようなものがもうちょっと経過を見てみないと解りませんが、早すぎませんか?発芽が。
園芸友ダチさん、おはようございます。
返信するまあ~、この長い日記を2回も読んで下さったんですか~。ありがとうございます、感激です
個体差を見つけると、これこそ、実生の喜びと、ニヤニヤしてしまいます~。花も違うとおもしろいけど。
おっ!ノイバラ、発芽したでしょうか
植える時期によって、発芽までの時間は変わってくるみたいですからね~。
つまり、8月にまいても、12月にまいても、薔薇の発芽の時期は、主に、2,3月ですから。
楽しみですね
特に、自生のノイバラを、おうちにお招きになったんでしたよね。熱烈歓迎ですね
私も、ミニバラのクライミングの雅、これは、雑草なのか、雅なのか、注目中です(笑)
ギザギザの本葉が出てくれれば
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