せいざえもんさんの園芸日記
写真

他のプロフィール画像を見る

せいざえもんさん  北海道
お気に入りメンバーに登録
2012年02月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29
カテゴリ
21

クリスマスローズ葉芸「彩雲」と今年の実生選抜

2012/02/20
クリスマスローズ葉芸「彩雲」と今年の実生選抜 拡大 写真1 クリスマスローズ葉芸「彩雲」と今年の実生選抜 拡大 写真2 クリスマスローズ葉芸「彩雲」と今年の実生選抜 拡大 写真3

2010年種子で発芽から1年2か月、
7枚葉が3枚出ており、もう1作で開花が見込めるまでに成長した葉芸品のクリスマスローズ・個体名「彩雲」。

新葉の展開が終わり充実期に入った。次第に緑と白の対比がはっきりしてきてる。

「彩雲」は過去4年間の同じ交配から出た斑入り個体の中では成長がよく、柄がきれいに出る個体。

一番成長が早く強いのは曙芸の「暁光」…(1月3日「はるはあけぼの」で掲載しています。)

細胞質遺伝によらない無柄の親から染色体遺伝で生じる劣性遺伝の斑入り系統です。

2011年種子は30粒ほど播いて、そこから3本斑入りが出たので今日ポット上げしました。
ただ斑入り葉の個体全てが順調に生育するわけではないので、ここから生育の良いものをさらに選抜していかねばならないのでまだ気が抜けません。

左・背景を暗くして撮影した「彩雲」

中・室内で他のクリスマスローズとともにガラス越しの光で栽培している。

右・今日ポット上げした3株の実生斑入り葉
 画面左の個体はかなり白く刷けているので、今後生育できるか不安がある。
 葉の中央が黄色みが強いが、緑に変化していく。
*双葉には斑入りが出ない。本葉が出て初めて柄物かどうかがわかる。
*細胞質遺伝の斑入り葉は双葉の段階で柄は入っていることが多い。

「クリスマスローズ葉芸「彩雲」と今年の実生選抜」関連カテゴリ

みんなのコメント(10)

こんにちは~
実生斑入り葉、ポット上げの初めて見ました。
双葉の時はグリーンで本葉が斑入り、、、仕組もしりませんでしたよ。
白じゃ難しいのですか。
専門的なこと解らないので、全く異なる世界をのぞいてるみたいです。

1つのものを究明して仕上げる事、、、大変なことですが、目前に成功があるので、喜びが何倍にもなりますね。
良い状態での斑入り葉が出来ますように、、、。

返信する

c.パ-プラタ大好き さん

 こんにちは
 経過を読ませていただきまして、葉芸にかける情熱と努力に感服します。
 ずぼらな私にはとても出来ないところです。
 新しい三本が順調に育つとよろしいですね。

返信する

hayachanさん、こんにちは。

偏屈で頑固なものですから、一つ変わったものを見つけるとどこまでいけるかやってみたくなります。

気がつけば4年が過ぎていました。
もっとも蘭の交配でしたら10年1サイクルですから、それに比べたら短いです。

もう1年で山場を迎えれそうです。

返信する
  • 写真
  • 2012/02/20

こんにちは

クリスマスローズも葉芸という奥の手の様なものが
あるのですね。

双葉には斑入りが出ないのですね。
次の本芽で斑が入るかどうかなんて、私の本芽がでた時のドキドキとはレベルが違い過ぎます。

あの白い芽のは今後成長の過程で斑入りに
変化しないのでしょうか。
次に出る葉が斑入りにならないのでしょうか。
すごく楽しいことなさってますね。

ともかく貴重な10%の3本元気に育ちますように。

返信する

ねむりねこさん、こんにちは。

クリスマスローズは今の時期花の話題でもちきりですね。こんな時こそ葉っぱの大切さを感じて交配したいと思ってます。
新入りの3本が大きくなるように頑張ります。
斑親の子房も順調に大きくなっているので秋にはまた早期発芽・育成に挑戦します。

斑入り交配以外にも、多弁系やアプリ系などいくつか行っているので2、3年後には成果が出ることを楽しみにしています。

返信する

こんにちは

遺伝など全く解らない私には、とても難しい
研究をのぞかせて貰っている感じです。
30粒撒いて3本の斑入りとは、難しいもの
なんですね。
私なんてただ見て綺麗~!とか言ってるだけです。

背景を暗くして撮影した「彩雲」
名のとうりの葉色で素晴らしいです。

返信する

チゃロとゴーヤさん、こんにちは。

この交配は双葉には斑入りが出ませんね。

葉の一部分に斑入りが入る一般的な斑入り葉はキメラ変異と言って細胞質の突然変異です。
この場合は双葉に斑入りがないとはずれのことが多いです。

白い葉っぱですが、写真では分かりにくいですが葉の中央部がレモン色しています。
そこは成長するとレモン色から緑に変化していきます。このまま変化ない場合は消えてしまいます。

毎年10パーセントしか斑入り葉は出ませんね。
そのことからも染色体遺伝であることがわかります。

今年も播いてみてさらに選別していく予定です。

返信する

さっちさん、こんにちは。

遺伝といってもそんなに難しいものではないです。
優性・劣性遺伝と分離の法則を知ってるだけでも交配には十分役立ちます。

若泉ファームのHPにわかりやすい説明が出ていますので一度ご覧になることをお勧めします。
wakaizumiさんのシンボル的な糸ピコティー作出の経緯がわかりますよ。

30分の3、これは経験的に10パーセント出るとわかっているので今年の3本はとても満足な数字なんですよ。

返信する

c.パ-プラタ大好き さん

これにゴールドを掛け合わすのですか。
すごく面白いです。
結果を見てみたいですね。

c.パ-プラタ大好きさんをはじめとして、趣味園で交配実生をする人たちの日記を見ると、とても励みになるんです。

返信する

さいちぇんさん、こんばんは。

そうなんです。いつかゴールド系と掛け合わせて新葉と秋に黄色く変化する斑入り葉をつくりたいのです。

他にも古葉がカラス葉になるダブルとかも面白そう。

まずは花が咲いたら自家受粉で安定性がどのくらいあるか確かめたいです。

返信する
みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!