HCで見つけたヒダ弁のクンシランです。
ヒダ弁というのは花弁の中央が二つ折りに盛り上がって断面がT字型になることです。
シクラメンなどいろいろな花でヒダ弁が見られますが、クンシランではまだ多くないです。
今回のは一輪目の内弁3枚のうち2弁にヒダ弁が出ているため不完全な状態。2輪目以降は出てこないと予想してます。
しかし、この花をセルフすることで安定したヒダ弁のダルマクンシランが出てくるでしょう。
葉の長さは最長で22cmとコンパクトです。
ただ気になるのは葉の中心=成長点で花が咲いているようで、いわゆる「芯がつぶれる」可能性がありそうです。
こういう現象はごく小さく改良された系統に出ることがあります。
鉢にはダルマのイラストが入ったラベルがついています。
「くしろだるま」の名称で主に札幌圏で売られていますが生産は釧路の桜田農場です。
平成11年までは釧路・東京間のフェリーが運航していたので関東でも販売されていました。
クンシランの改良を25年してきた先代が2014年1月に亡くなったそうで、今後の交配生産がどうなっていくのか注目しています。
一年前に見つけた多弁性、今回のヒダ弁と変わった花がたまに出てくる釧路ダルマです。
ぼんやり見てると見逃すヒダ芸ですが…新発見にドキドキしてます。
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こんばんは
返信するヒダ弁のクンシラン発見鋭いですね、私は大雑把な方で見つけても『こんなのもあるんだ~』でその先にはナカナカ行けません。
「芯がつぶれる」現象は何度も経験しました。
初めはこのまま枯れる(腐る)のではないかと心配しましたが、枯れないで子株が複数出てくるので最近は子株期待で芯つぶれ歓迎です。
ただし、この子株が親の性質を全て持ってくるかは?ですが。
釧路ダルマ、夢があっていいですね。
こんばんは。
釧路は一昔前はクンシラン愛好家が多い街だったそうで、釧路ダルマにも八重咲きがあるそうです。
札幌でも釧路ダルマがHCに並ぶと咲いた順に売れていくようでファンがいるようです。
私も例年今頃はそわそわしてます。
昨年入手した多弁性がその遺伝子を引き継いでいるのかな?とか想像すると釧路ダルマには改良過程でいろんな遺伝子が受け継がれているのかもしれません。
ヒダ弁の2番花がどう出るか数日後お知らせできると思います。蕾は肉厚で何かありそうにも見えるのですが咲いてみないことにはわかりません。
でも楽品とかによる一過性の奇形ではない限り再現性があるそうですから、セルフで改良できると期待しています。
このビタミンカラーを見ると温かみがあって元気が出ます。
返信する可愛い花ですね。
先日の開花した花の2番花に雌蕊がありました!
https://www.shuminoengei.jp/index.php?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=449562
こんにちは。
2番花の開花良かったです。
これでセルフできますね。
いつかdonyiさんオリジナルの斑入りができたらと願っています。
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