クンシラン　「光玲・ミレイ」｜園芸日記byせいざえもん｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

ネット通販でピンクが咲き進みで濃く出たクンシランを発見。
ネット通販の良いところは現物の画像を見て判断できるところですね。カタログ販売だと見本ですから。

注文してから気づいたのですが、
「光玲」「ダルマ系黄花君子蘭」とラベルに書かれています。
「あれれ？ミレイだったの？」と後で気づいた間抜けな私ですが、
画像検索「クンシラン　ミレイ」でヒットするのは黄花で、個体によっては弁先や弁裏に少し紅がのりますがブラッシュピンクではないです。

今回の「ミレイ」は変異個体なのでしょうか？
ブラッシュは咲き進みで色が出てくることです。

受け取った2株は、お店の画像で見た時よりも濃いピンクを発しています。
薄かったらどうしようと思いましたが、これは当たりかも！？

2株ともほぼ花は終わりですが、幸い一株には2本目の花茎が伸びて花が開き始めた所です。
室内管理でもピンクが出るなら有望です。

株の根元を見ると薄く赤が入っているようにも見えます。
もしかしたら黄金口紅と同じような交配？？
「ミレイ」はどんな遺伝的背景を持っているのか？
グループ1，2イエローと互換性があるのか？　これ重要！
でも情報は見つからず。　やって確かめるしかない！

１・セルフやシブリングで赤軸青軸を分離できるか？
　分離できるならパステル系交配だが…？
　赤軸オンリーでもシブリングで鮮明なピンク花の可能性大！

２・ミレイがG1かG2黄花交配なら、G1ピーチやG2イエローをかけて青軸を選抜で結果が出る。すべて赤軸なら2世代目突入。

３・G1,G2以外の黄花、あるいは固定された基本花（赤軸）の系統であるなら、
エミー・ウィッティグ・ピンク×ビクトリアンピーチ（青軸）をかけてF1（赤軸）を作り、エミー・ウィッテグを戻し交配で青軸選抜。

正直、F1で結果が出たらうれしい。
2世代やると12年計画になる。

花や株を観察し、情報集めながら交配計画を練るのが趣味。
いろいろな組み合わせ・可能性を考える時間が楽しい。
しかし、蕾が開き始めているので、2と3は実行。
近日シブリングもする予定。

左　底緑の黄花に濃いピンクのぼかしをこすったようにのせる。

中、右・　左画像とは別個体　花茎が2本出ている。
　　弁先に行くほど濃くなるピンクブラッシュ
　　蕾は黄色に変化し、先端に少しピンクがのってきている。


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