山野草を育ててかれこれ10年以上になりました。
最初の頃は良いなと思うと手当たりしだい。
苗をいただいたり買ったり、種をいただいたり買ったりともうそれこそ何種類になるかは解りません。
種も少ししかなく芽が出なかったものも数知れず それを考えると悲しくなったりもします。
札幌は冬は寒くてもマイナス13度くらいまでで夏も30度をこす日は数日です。
冬の間は雪の下で植物も眠っていますが 問題なのは春の遅霜と晩秋の霜です。
これは土もガンガンに凍ってしまうので耐寒性のないものはそこでアウトです。
北海道には自生していない植物でも南国系のものでなければ結構育てることが可能です。
しかし 春に芽が出てくるのが遅いのと秋は10月くらいになると寒くなり植物も枯れていくので成長時期が短く 同じ植物を育てても本州で育てられるよりも姿が小さいです。
間延びした感じがなく姿的には素敵ではあるのですが 年々小さくなっていき最後には消えてしまうと言うことも多々あります。
後は秋に花を咲かせるものは葉が枯れた感じになり 綺麗ではありません。
特に秋に咲くキク科の植物は手は出さないほうがいいかなと思います。
葉の厚いハマギクやコハマギクはお勧めですがダルマギクは好きな花でも1年で駄目になるのでお勧めできません。
土は山野草の店で売られているものは火山礫単用が多いのですが 根っこが痛んで駄目になることが多いので私は草花の土に火山礫を足して使っています。
これは高山系の植物にも・・です。
本を見ると「この植物には 赤玉いくら火山礫いくら」などと書かれていますが たくさん育てているので1つ1つの植物に全部本どおりになんてできません。
育てる人 地域によっても違うので そこは自分の経験を積むしかないのでは?と思います。
あと、植物を送る時ですが 根を綺麗に洗ってくださる方がいますが これは私はどうも苦手です。
土に植えて復活するまですごく時間がかかるのです。
かえって堀りあげて少しでも土が付いたままいただいた方が元気に育ってくれます。
根を触られるのを極端に嫌う植物もありヤナギランなどは堀りあげると一気にしおれてしまいます。
ヤマハハコもしおれますが これは復活が早い気がします。
やっぱりポットで少し根が元気になってから差し上げる方が良いのでしょうね。
10年も育てても失敗続きですが ほんの少しだけ解ったような気がします。
ミヤマオダマキです。
こぼれダネで勝手に増えます。
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私もようやく10周年です。
返信する10年が当初の目的でしたので感無量。
ミヤマオダマキ、途絶えてしまいます。土地柄かな。
今日見てきた展示会で連れ合いが気に入った一番星。
それでまたやってみたいです。機会があったときに種を~
千葉光穂「一から育てる山野草」
秋田ですので、こちらの気候と条件が合いませんが
読み物としても情熱としても見応えがありますね。
cogeさん こんばんは~
おや、もっと長いのかと思いました。
私と違ってよく研究されているのでcogeさんの育て方が気にいなっているんですよ。
ご紹介の本は読んだこと尾がありません。
今度 出会うことがあったらのんびりと読んでみたいです。
ミヤマオダマキ こちらでは簡単なのですが そちらでは少々難しいのでしょうか。
今度 お送りしますね。
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