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ツマトリソウとの出逢い ~直売所も大事だし、植物園も。忙しい一日になりそうだ~

2018/06/05
ツマトリソウとの出逢い ~直売所も大事だし、植物園も。忙しい一日になりそうだ~ 拡大 写真1 ツマトリソウとの出逢い ~直売所も大事だし、植物園も。忙しい一日になりそうだ~ 拡大 写真2 ツマトリソウとの出逢い ~直売所も大事だし、植物園も。忙しい一日になりそうだ~ 拡大 写真3

 5月29日、朝5時に目覚め、温泉に浸かり、散歩に出かけた。

 群馬県嬬恋村鎌原、宿泊するホテルは周囲を林で囲まれている。
 その林縁には、ツマトリソウがそこかしこに咲いていた。
‘褄取草’と書く。サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草だ。

 えっ、つまどりって何よ?

 つまどり【褄取】
 つまどり‐おどしの略。鎧(よろい)の威のひとつ。袖や草摺(くさずり)の端を斜めに、地色とは別の色で威したもの。

 どうも一回じゃ理解できない(・・? じゃ、‘威す’って何よ。

 おどす【縅す・威す】
 鎧 (よろい) の札 (さね) を糸または革でつづり合わせること。

 どうも昔の鎧に関連する用語のようだ。
 では、なぜ別の色が出てくるかと言うと、このツマトリソウ、花びらの周囲を桃色に染めるものがあるからという。
 この鎌原周辺のツマトリソウは、まったくの清純無垢であるようで、残念ながら桃色に染めた花との邂逅は叶わなかった。

 さらに歩を進めると、なんと、マイヅルソウに出逢った。キジカクシ科スズラン亜科マイヅルソウ属の野草だが、こちらはとある別荘地内であるかのようで、自生したものか、植栽されたものはか定かではない。

 7時半には、長老と朝食をとる約束をしている。あまり遠方へは足を延ばせない。それでも、軽井沢の準町木となっているハナヒョウタンボク(スイカズラ科スイカズラ属(ロニケラ属)の落葉低木)、葉がとても瑞々しいミズキなどの花を見ることができた。

 今日のメインは、農産物直売所での買い物と軽井沢町植物園である。

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