ゲートを入ってすぐ右側の草むら、そこに小さな白い花を見つけた。狭山周辺では見たことはないが、似た花で言えばノミノツヅリを大きくしたような花だ。さて、何だろう。迷うよね、この手の花って。
帰宅後検索した結果、オオヤマフスマ(大山衾 ナデシコ科ノミノツヅリ属)ではないかと。ヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)などという優雅な名前を併せ持つ。
オオヤマフスマの名の由来は不明との記述が多い。ヒメタガソデソウは同じ仲間のダガソデソウ(誰が袖草)になぞらえて、それよりも小さいから姫を付けたという記述に出合った。
では、‘誰が袖’って何よ、ということになる。実は、ここでも和歌が登場する。古今集の次の歌だ。
色よりも かこそあはれと おもほゆれ
たが袖ふれし やどの梅ぞも
梅ってなによりもその香りがいいんだよ。だけど、誰の袖が触れて、その匂い袋の香りが花にうつったんだろう(・・?
みたいな意味らしい。匂い袋って、誰が袖ともいう。
そもそも、タガソデソウと命名された白い花には、香気があるという。そこで、上述のようなノリでタガソデソウと言う名が生まれ、さらにヒメタガソデソウがという流れらしい。
わっ、大分文字数を費やした。悪い癖だ。次はさらっと流そう。
これもよく迷うムラサキ科の花2つ。
一つは初めての出逢いであるルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属の多年草)。花自体の状態は余りよくない。お許しのほどを。
二つ目、実はまだ特定できていない。ワスレナグサか、ノハラムラサキか、さて、その他か? この軽井沢町植物園でワスレナグサを植栽するかなぁ~、その迷いが消えないのだよ。
でも、大体迷ったときは、その悩んだ大元の花だなんてことが往々にしてある。これもそのパターンかな。
おっ、少し離れた湿地のようなところに、クリンソウの群れがあるぞ。この写真は、次の日記で。
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こんばんは~
返信する確かに皆んな悩んで大きくなる
ガッテンです。
難しい短歌は?分からずですが
山野草を眺め名前を調べる楽しさは
分かりますよ。
10年前までハイキングが趣味で📷を持ち
山で見た花の名前を帰宅してから調べて
分かると 凄く嬉しくなりましたよ🎵
難しい短歌は?で
近所の親父たちとは 笑いのある川柳で
楽しんでますよ。
雑草川柳を考えたけど
オチが見つからずで
天城にはブヨが多くて何故かブヨは
好き嫌いが激しい虫で、まったく
寄らない人も居るんだけど
俺のところへはもの凄くブヨが寄り
そこで お笑い川柳
大好きと
俺に寄るのは
ブヨだけか
畑違いだよね😊
順咲さん、花の名前ひとつでずい分引っ張っちゃってごめんなさい(^^ゞ
ある意味、至福の時間。こんな迷走のときが。
まだ黒板を眺めていたころは、短歌の授業など、一番苦痛の時間でした。
いまはググればなんとか答えが見つかる。
いい時代です。
おっ、川柳ですか! いいですね(^^♪
といって、ヒョイとひねれればいいのですが、不調法で・・・。これから勉強してみます(;^_^A
Kiteさん
返信するノハラムラサキは花径が3ミリ程です!
見た目、キュウリグサですが…
う~んっとね、もっと花径が大きい。
キュウリグサって、もっと小さいでしょ?
この子は、8ミリほどかな。
ルリソウとほぼほぼ同じくらいかな。
ちっちゃいの苦手な僕がこれだけ撮れるんだから(笑)
Kiteさん
すみません↑書き方が悪かったですm(_ _)m
ノハラムラサキは花径が3ミリで、見た目はキュウリグサです。と、書きたかったのです(^◇^;)
(違いは花の中央の白いトゲトゲの輪っかがあるかないか!マクロでないと分からないくらいです)
よって、こちらは、どちらかというと、ワスレナグサだと思います!
(´_ _`)シュン
やっぱりね。
迷ったときは、振出しに戻っちゃんだね。。。
気を取り直し、ワスレナグサ、綺麗だったですよ!(^^)!
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