土曜日はブランデンブルグ州の片田舎にある修道院の礼拝堂でコンサートでした。広い敷地に小さな教会と礼拝堂、女子修道院、ホテル&レストラン、学校があります。1200年代から存続する修道院ですが、三十年戦争後は新教への改宗を強いられ、取り壊しを辛うじて逃れて穀物庫にされたり、第二次大戦で被災した後はロシア軍に接収されたりと、辛酸を嘗めて今日に至ります。
東西ドイツ統一後、1998年から始まった修復作業が完了し、数年来コンサートやゼミナールが盛んに開かれています。地元の人のために開かれるコンサートなので、入場は無料。演奏者の報酬は寄付のみですが、一日中食事やお茶で歓待していただきました。地産地消の肉や乳製品、修道院で作っている香草や野菜、果物、どれも大変に美味でした。到着時のお茶とクッキーから始まり、昼食・午後のおやつ・本番前の軽食・本番後の夜食・出発前のコーヒー 何だか一日中食べていました
1 教会堂(手前)と、マルティン・ルターの著書など、革表紙の古文書が並ぶ図書館、食堂などがある建物 壁沿いにブドウを育てています。ブドウ栽培が出来る北限だそうです。
2 礼拝堂 当初の礼拝堂は12世紀の建築です。ブランデンブルク州では氷河がゴロンゴロン運んできた石がいくらでも見つかるので、建築資材に使われました。現在の礼拝堂は1500年代初めの建築です。再建の際に石を再利用し、足りない部分をレンガで補っています。巨大なキヅタの茂みに鳥がたくさん巣を作って、演奏中もにぎやかでした
3 20世紀初頭にゴチック建築が大流行し(ネオ・ゴチック)、当時のドイツ皇帝ヴィルヘルム二世が礼拝堂内部を修復させています。壁画やステンドグラスは良い状態です。
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天使ににラブソングみたいな修道女さんたちがゴスペル歌うってことはないの?
返信する小春さんはドイツ料理って何が好
き?ザワークラウとって家庭で作るの?一度作ったけどうまくいかなくって今は瓶詰買ってるよ。
ひかるりさん
こんばんは
修道女さん、静かでした ここの付属の学校はええとこの娘さんを預かった所で、代々音楽教育に力を入れていたそうです。楽器の習得の他に、ダンスの時間もあったといいますが、尼さんたちは粛々… 今はモンテスーリ主義の学校が入っています。
ドイツ料理、一押しはジャガイモを粗く削って(すりおろす感じだけれどずっと粗く)玉ねぎと押し麦、卵を繋ぎに混ぜて油焼きにしたお好み焼きです。ザウアークラウト、都会で自分で作る人いるのかしら?義母や義姉は以前作っていましたが… 普通のキャベツは固いので、尖ったキャベツを使うようです。
小春さん
返信するはじめまして。
2枚目の「巨大なキヅタの茂みに鳥が沢山いて演奏中もにぎやか」って凄いですね。
木にしては密着しすぎていると思ったら やはりツタなのですね。
なんと素敵な修道院なのでしょうか。
こんなに素晴らしい所でコンサートが出来るのは幸せなことですね。
rumikoh さん
初めまして こんばんは
鐘が5分間鳴りっぱなしになるので、その時間は避けたのですが、鳥はどこかへ行ってもらう訳には行きません キヅタは暴れます。建物はともかく、木に登ると大変なことになります。
何よりも心のこもったもてなしが嬉しかったです。来シーズンは音楽も地産地消で、この地方にゆかりのある作曲家の作品を集める企画の話が出ました。何度でも行きたいところです。
おはよ~
返信する古い歴史のある修道院なんですね~
そこでコンサートでしたか~
優雅なひとときでしたね~ おやつもいいな~
修復してるとはいえ 今も修道院として実際使用できてるし
学校も~ 3枚目の礼拝堂も~その文化いいですね~
ボタンちゃん
礼拝堂は響きも良く、弾くのも心地良いです。キヅタの鳥の声には慣れました 心のこもったもてなしがとても嬉しかったです。
そうそう、礼拝堂の床暖房を配備した時に、ついでに周りを発掘したら、銀貨の袋がザックザク出て来たのですって 郷土博物館にあります。家は犬の骨しか出てこないけれど。
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