京都府立植物園さんの園芸日記

エゾミソハギ(2018.7.11)

2018/07/11
エゾミソハギ(2018.7.11) 拡大 写真1 エゾミソハギ(2018.7.11) 拡大 写真2 エゾミソハギ(2018.7.11) 拡大 写真3

春から夏に変わるころ、植物園内の生態園にある池の端に、穂状に紫色の花がついた植物が一際目立って咲いています。6枚のピンク色の花弁が特色で、開いたばかりの花では花弁がくしゃくしゃ。開花直前まで花弁が狭いつぼみの中で幾重にも畳まれていたためです。12本の雄しべのうち、6本が長く、6本が短い。花は左右相称で、長い雄しべが花の下方へ、短い雄しべが上方にある。長い花冠筒をもち、花の奥の下のほうに巨大な蜜腺が1個ある。そこから出される蜜を求めて、花の周りにはさまざまな訪花昆虫がぶんぶんです。ハナアブだろうか、吸蜜中の雌蜂と交尾している雄蜂がいました。北海道に自生し、京都府では絶滅危惧種の1種ですが、ヨーロッパでは侵略的外来種として嫌われています。

「エゾミソハギ(2018.7.11)」関連カテゴリ

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!