ツバキの植替えは5月のゴールデンウィーク頃より適期となりますが、当園では6月に入ってから行っています。
当園では圃場で鉢植えのツバキを約600鉢育てていますが、毎年、3月に開催している「椿展」で、その一部を緑のアトリエで展示しています。来年も3月に開催する予定なので、その際はぜひご覧ください。
写真 左:鉢を抜いた直後
3年以上たって、このように、根が鉢の中でいっぱいになった株だけを植替えます。
(600鉢のうち約200鉢)このような株は土の表面が細い根だらけになり、水を与えてもなかなか吸水されないため植替えが必要です。
写真に写っているラベルに品種名の他に植替えた日を書いてあるので、ラベルを見れば、以前の植替えからどれくらい経っているかがわかります。
写真中央:根鉢を削った直後
根鉢の下側を3分の1程度切り落とし、周囲を株の状態を見ながら削ります。この後、飛び出ている細い根を切り、新しい用土を入れた鉢に植えつけます。
ちなみに、右下に見えている用具は「イカ型レーキ(略称「イカ」)」で、根鉢を削るのに使用します。
写真 右:植替え終了直後
鉢に植え終わったら、剪定をします。水を吸う器官である根を切ったら、水を外に出す器官でもある葉も減らさないと、株が弱ってしまうからです。
そして、鉢底から染み出るまでたっぷり水をやって、植替えは終了です。
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