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しばらく前から植物園内の生態園に咲いています。アヤメ科の1種。オレンジ色の花弁に赤い斑が入った直径6-7センチ程度の花で、受粉後にも花弁がくるくる巻いて残っているのが面白い(右写真)。茎には長さ30センチ前後の単面葉が2列互生に並び、それが扇状に見える。足元に説明板があり、「祇園祭に欠かせない厄除けの花!」とあります。「祭りは『ねぶた』だ」、と信じている青森市生まれの私もこれには興味が惹かれます。
説明板には、「宮廷人が持つ檜扇(ひおうぎ)に似ることからこの和名がある。種子は黒く熟し、射干玉(ぬばたま)と呼ばれ、和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞として使われる。古来、ヒオウギは悪霊払いの催事などに用いられたことから、“厄除けの花”として祇園祭に欠かせない植物であり、生け花として飾る風習がある。」とある。へー、そーなんだ!
京都の伝統的文化や行事が植物と深く関わっているという1例です。京都府の準絶滅危惧種。府内では海岸の草地と海岸林内の限られた自生地のみが知られ、個体数(株数)は少ないため、野生絶滅が心配されています。
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ピンク色のきれいなヒオウギですね。とても可愛い花です。ヒオウギが縁起の良い花だと知り、家の黄色のヒオウギも大事にしたいと思いました。
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