タチギボウシが咲き始めている。
今年初花が来そうなのもあって開花が楽しみ。
今日午前中、昨年選抜した多弁性の苗を持って南区のY園芸さんに行ってきた。
多弁性があるといっても1番花から数輪に多弁化が見られるが、完全八重咲きにはもっと世代を重ねる必要がある。
餅は餅屋、山野草は山野草屋さんが持っていた方が良いだろう。
行ってみたら3年前に提供した種子から兄弟花が咲いていた。
3号ポットで開花しているのが、パッと見て30株以上。
極淡い藤色から濃い花まで変異がある。
多弁性は一番花に現れることが多いので、すでに咲き進んでいるから確認できなかったが、ほぼ白一色の花があったので興味を引いた。
花弁がこじれているのか開かず、雄蕊雌蕊が飛び出している。
「持っていきますか」といっていただけたので、ありがたく頂戴しました。
蕾はあと2つしかない。
花弁が開くか、ツボ咲き??
今日行かなかったら出会えなかったかもしれない。
タチギボウシには何かしら縁があるのかもしれない。
早速鉢増しした。
セルフして次世代がすべて白花ならアルバだろうし、差が出るなら準白花となる。
画像左・親株の半八重1号
手前の一輪の雄蕊が弁化している。他の花は通常花。
ごくわずかの変異から多弁性や子宝咲きが出現した。
中・半八重のセルフに出た多弁性
昨年多弁性が確認できた個体、今年も多弁性が確認できた。
右・Y園芸さんで播種栽培・開花した兄弟花にでた白花
花弁が短く硬めで開いていない。
茎や株元、苞に紫の色素が見られない。限りなく白花といえる個体。
多弁性も興味深いが、タチギボウシの白花も珍しい。
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