ヒガンバナ科で青色の花を咲かせる種類はごく限られています。ブルーアマリリス(Worsleya rayneri)とグリフィニア属(Griffinia)、どちらも南米ブラジル原生ですが、その2属しかありません。
それだけ貴重な青ということもあり、少し青みがかるだけで、最初の写真はブルーハブランサスと、ブルーを冠することになりました。原生地はウルグアイで、故人の斎藤正二さんがウルグアイから導入し、普及させたものです。二つ目はメキシコ原生のハブランサス・オアハカヌス(Habranthus oaxacanus)です。その花色からブルーハブランサスと呼ばれますが、世界中でもほとんど栽培されていません。
3つ目の写真は、先日、偶然に見つけたものです。写真左はH. tubispathus var. roseus(普通のピンクのハブランサス)で、右はウルグアイ産のブルーハブランサスです。そして真ん中はフリルが強く入り、よく見ると青みを帯びます。おそらく両者の雑種です。
H. tubispathusには多くの変異があり、私も10系統ほど育てていて、かつては交配もかなりやりました。ところが、雑種個体を得ることはほとんどなく、雑種を確認できた2つ目の組み合わせです。交雑育種ができるということは、、、より青色が濃いものを育種できる可能性があるということです、、、、
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