ヤクシマギボウシ

写真1

写真2

写真3

　台風は、各地に甚大な被害をもたらして、北海道付近へと移動しているようです。
　被害を受けられた皆様へお見舞い申し上げます。
　趣味園の皆様、後片付けにお忙しいと思いますが、また暑くなっています。熱中症に気を付けてお過ごしください。



　さて、昨年花友さんから頂いた、ヤクシマギボウシの花が可愛く咲きました
　実は、今年の我が家のギボウシたちは、タマノカンザシ以外は不作で花茎も上がらないまま、ほとんどの葉が枯れようとしています。「今年はこのまま休眠に入るのかな～」と、諦めていました。ところが、先日、正に台風21号に備えて自宅西側に蘭類たちを棚から下ろし、鉢を寄せている最中、蕾が膨らんでいるのを見つけました株元の葉っぱは1/3ほどは、枯れ始めているというのに

　花友さんの話では、自生のものではない・・・ということでした。ただ、ネット検索しても同じ画像が出てくるので「山採り株」ではなくて、それを元に作られた栽培品ではないかと思います。


　また、台風の話題に戻って恐縮ですが、どうしても書いておきたいので、書かせてください。
　昨日～今朝のニュース報道番組を見ていて思ったこと・・・知らないということは、とても恐ろしいということです。
　何日も前から今回の台風は「四国から関西直撃」と、報道されていたはずです。瞬間最大風速なども再三テレビで報道していたはずなんです。
　関西空港は、海の上にあります。大阪湾が高潮で潮位が上がるというのも、専門家でなくても解っていたはずです。
　また、どうして歩けないほどの強風が吹いているのに、出かけるのか？たくさんのものが吹き飛ばされてきているのに車で出かけるのか？まさに今、強風吹き荒れているのに屋根に上るのか？
　毎年、何度も台風が来る南方に住む人間からすれば、自殺行為に思えます。南に住む人間は、台風の怖さを知っています。風の怖さ、波の怖さ、雨の怖さ・・・。ですから、台風が発生したら、毎日進路を確認し、対策をします。それも雨が降り出す前、風が強くなる前に空振りになることも多いです。でもそれで良いんです。対策をせずに、後悔したこともあります。痛い目にあったこともあります。だから、今は空振りでも良いから対策をキチンとして雨風が酷くなったら、外へは出ません。台風が来るたびに店も閉めなければいけなくて、売り上げにも影響があります。それでも、外を出歩く人など居ないのです。
　交通機関が止まるのも当たり前なんです。用事もできなくなるんです。予定も狂ってしまうのです。
　離島に住む人間にとってはフェリーが欠航すれば、食料が無くなるんです。その恐怖を知っているから、台風の予想進路を確認し、波の高さを調べて、何日くらい来ないと予想をし、食料の確保もします。

　色々な行動のすべては、台風の怖さを知っているからできることで、しなければならない行動なんです。
　近年、台風の進路も変わってきています。もっと、台風のことを知らなければいけないと思います。欲を言えば、テレビで台風情報を伝える気象予報士の皆さんは、実際の台風を経験すべきです。経験して怖い思いをすれば、もっと、緊迫感を持って情報を伝えられると、私は思っています。
　長々、書いてしまいました。不快な思いをさせてしまったら、ごめんなさい。それでも、命を守るためには、必要なことだと思い、書きました。

• ギボウシ