あお@岐阜県さんの園芸日記
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行ってまいりました岡林信康さん

2018/09/29
行ってまいりました岡林信康さん 拡大 写真1 行ってまいりました岡林信康さん 拡大 写真2

昨日28日は名古屋で開催された岡林信康さんのライブ
http://www.fuji-okabayashi.com/liveinfo
に行ってまいりました。岡林さんだったらネタバレもかまわないでしょう。ということで以下感想を。
芸能界ではオリジナルレコード発売をもってデビューとされるそうですが、岡林さんは今年でデビュー50周年とのことです。岡林信康さんというと、ものすごく昔の人っていう感じですが、「フォークの神様」から「はっぴいえんど」を従えてのロック時代、4年間の農村生活を経ての演歌への傾倒、歌謡ポップスから「エンヤトット」や「サムルノリ」との共演とスタイルを変えて現在進行形です。
今回のライブは岡林さんのギターとブルースハープ、ハーモニカですね、バックのピアノというシンプルな演奏スタイルで以下順不同ではありますが、デビュー当時の「山谷ブルース」
http://www.kasi-time.com/item-12938.html
「流れ者」
http://www.kasi-time.com/item-12941.html
「チューリップのアップリケ」
http://www.kasi-time.com/item-12939.html
ロック時代の「今日を超えて」
http://www.kget.jp/lyric/216972/
「自由への長い旅」
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B33066
「26ばんめの秋」
http://j-lyric.net/artist/a001976/l0191ee.html
歌謡ポップス時代の
「ミッドナイト・トレイン 」
http://j-lyric.net/artist/a001976/l0191f2.html
「Good-bye My Darling」
http://j-lyric.net/artist/a001976/l018ece.html
「君に捧げるラブ・ソング」
http://j-lyric.net/artist/a001976/l018ed3.html
「エンヤトット」時代の
「今夜は朝まで踊りましょ」
http://www.kget.jp/lyric/217000/
時代劇のテーマソングを頼まれてつくった
「Gの祈り」
http://j-lyric.net/artist/a001976/l0191f0.html
弾き語りスタイルを復活させた「さよならひとつ」
http://www.kget.jp/lyric/217001/
最後は「山辺に向かいて」
http://j-lyric.net/artist/a001976/l018ed5.html
「次は、あの世で逢いましょう。」が最後の挨拶でした。

岡林さん曰く、「歌い始めて音楽で生活ができればと思っていたが、多い時には1か月に30回の演奏会をやっていたのですが、ボブ・ディランにあこがれて「はっぴいえんど」とロックを始めたところファンが離れて行った。音楽を離れて農業をやっていたら演歌がしっくり来て演歌を歌ったら、ますますファンが離れた。歌謡ポップスなんて蕁麻疹が出るくらい嫌だったものが、甘ったるい歌の中にも真実があるかと思って出したレコードも、すぐに廃版にになって世に広まらなかった。あのまま弾き語りやってたら今頃は「紅白」の常連歌手だったはずだったのに。今日は、そんな「残念な岡林信康」を聞いてもらいます。」

岡林さんというと、ものすごく昔の人っていうイメージがありますが、ユーミンや「アルフィー」はデビュー45年だそうです。もっとも若いころの5年の差は大きいと「徹子の部屋」で岡林さんと共演した「アルフィー」の坂崎さんは言っておりました。「26ばんめの秋」と「さよならひとつ」が循環した内容になっているのが時の流れを感じさせます。
それにしても岡林さんは振幅が大きいのに驚かされます。元々キリスト教の牧師さんの息子さんで賛美歌で育った人が演歌やら歌謡ポップスから江州音頭に「エンヤトット」まで、その振れ幅を受け入れられなかった人も多かったようです。
そもそも日本人が西洋の音楽を演ずるにあたってはオペラにしろリートにしろ借り物感は免れないと思います。もっとも喜納昌吉さんにいわせると「芸術においては、心までまねできるなら模倣は許される」だそうですが、色々な人が「日本人としての洋楽」に対して試みています。「はっぴいえんど」が日本語で歌う、と言っても日本語の抑揚に合わせたメロディーからの逸脱、矢野顕子さんの「JAPANESE GIRL」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005GF7U
にみる津軽民謡や「ねぶた」のお囃子、細野晴臣さんの「トロピカル・ダンディー」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005A1F6
「泰安洋行」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005A1F7/
などの作品等が挙げられます。岡林さんの場合は、キリスト教の牧師の子として避けていたが、子供のころ一度だけ体験したという盆踊りの江州音頭などをベースとした「エンヤトット」が、その試みです。
と、まだまだ書きたいこともあるのですが、とりあえず、このあたりで。
オマケの画像はニラの花です。

「行ってまいりました岡林信康さん」関連カテゴリ

みんなのコメント(6)

こんばんは♪

名古屋にお出かけは、これね。
あおさん、ポップスがお好みなのね。
かおりんの演奏会には、こないわけだ(笑)
かおりんは…ポップスや歌謡曲以外は何でも聞くかな(笑)
民族音楽やタンゴやルンバ、バラライカやフォルクローレ、ガムランとか、ジャズとかもよく聴いてたころはあったけど…
ポップスは仕事と全く縁がなくて(笑)

返信する

もちろんクラシック、ジャズ、フォルクローレetc、それぞれ素晴らしいです。でも、それってやっぱり日本人の身の丈の音楽じゃないのよね。どこか借り物感がぬぐえないのよね。
もちろん、どんなものでも素晴らしいんだけど、それを日本人がする意味を考えてしまうのは、致し方ないんじゃないのかな。そういえば岡林さんの「DANCE MUSIC」
http://www.kget.jp/lyric/216995/
では「アチラかぶれで 気取った誰か 所詮イエローモンキーshow」って一節があるけど。ちなみにザ・イエロー・モンキーンんてバンドもあるが、それはともかく「日本人の音楽」っていうのはどんなものか、世界にどう伝えるのか、私も大嫌いだった演歌を岡林さんが歌って以来考え続けております。

そうね~人それぞれでいいと思う。
ただ、出身地や国で身の丈とかじゃないと思うな~
環境や、その人がどれだけどのような文化に触れてきたか?だと思う。日本人でも尺八や三味線がピタッとくるか?って、そんな人ばかりじゃないよ。必死で勉強してるドイツの留学生の尺八、めっちゃ感動的でした。
自分の演奏が借り物レベルだとは思ったことないわ

そういえば丸山真男が「日本の思想」
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784004120391
だったかで、日ごろは標準語でしゃべっていても、突然びっくりしたときにお国言葉が出るように、政治でも突然の事態に、その国の地金が出るみたいなことを書いてましたっけ。
ロシア人作家が書いた推理小説では、女性は出産の時にネイティブな言葉を発するなんて事がプロットになっていたけれど、そうなのかな。
生まれた時から英語圏とかフランス語圏で育つとかすればロックとかシャンソンとか歌えるようになるのかな。でもそれだと「日本の」じゃなくなるのかな。オペラにしろシャンソンにしろ、「日本の」とは何なのか。日本人にとっては明治以来の、あるいはもっと古代の大陸から文化が伝わって以来の課題ではという気がします。

こんばんは。

岡林さんのライブですか〜。
たくさん曲名が出ていますが、知っているのは、「チューリップのアップリケ」だけです。

あれは、一度聞くとちょっと忘れられない‥

デビュー50年は、すごいですね。お客さんの年齢層は、やはり上の方ですかね(*^^*)

ニラの花、実家でもたくさん咲いていました。

返信する

私の場合「山谷ブルース」は、さすがにリアルタイムで聞いたことはなくて「チューリップのアップリケ」や「手紙」
http://bunbun.boo.jp/okera/tato/tegami_oka.htm
はラジオで聞いた覚えがあります。「チューリップのアップリケ」は亡くなった遠藤賢司さんが激賞していたとか。
「くそくらえ節」
http://www.kget.jp/lyric/216969/
は中学の時に昼休みにギター弾きながら歌ってました。
ちなみに「自由への長い旅」の頭のギターは大瀧泳一さんのマーチンだとか。「26ばんめの秋」が入ってるアルバム「金色のライオン」
https://www.amazon.co.jp/dp/B000E1NY80
は松本隆さんのプロデュースだそうです。
会場へ行ったら入り口近くにシニアの方が座ってたんで、すぐに分りました。
ニラは花が咲いた後にタネがこぼれて、そこらじゅうに広がったりしますね。

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