小春さんの園芸日記
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シンビジウムの鉢探し

2012/04/22
シンビジウムの鉢探し 拡大 写真1

シンビジウムの鉢探しに、園芸センターへ行った。年末に買った時には花は終わり、根が盛り上がってビニールポットからはみ出していた。水遣りしてもこぼれてしまうので、1月に鉢を交換。 季節外れなので、誰にも見られないようにササッとポットから出し、テラコッタの鉢に替えた。その割には web で公開している・・・

その後、富山先生や皆さんの日記を拝読していると、やはり鉢増しの仕方がぞんざいだったように思え、鉢から出してみた。すると、株の割に根が張って、わずか3カ月の間に鉢に着生してしまっている。そんなに気に入ったか、そうかそうか、私も気に入って買った鉢だ・・・

このまま鉢と一体になってもらっても困るので、もう一回り大きく、高さのある鉢を探さねば。 プラ鉢か、Bonsai 用の釉鉢か、素焼きにするか・・・何冊か本を見る。

1冊は一方的に素焼きを攻撃 『プラ鉢か素焼きかの議論はとうに決着がつき、プラ鉢に軍配が上がった。素焼き鉢は不衛生、凍結すると割れ、鉢の水分で根が冷え、鉢自体に塩分などが溜まり、根を傷める云々』 素焼きの利点は挙げられていない。

プラスチックの蘭鉢は売っていない。少しでも高さのあるプラ鉢を探すが、どれも寸胴で、穴が無ければ漬物桶。最近ブームの、御影石風・テラコッタ風・鉄平石風など、一見石で出来ているように見えるプラ鉢は、デザインも豊富で、腰高の物もある。ところが、どれも上の縁が内側へ曲げられている。つまり、鉢の上縁の内径が鉢自体の内径より5cm以上狭い。植え替え時に根を引き抜くことは絶対に不可能。しかも曲げられた縁は切りっぱなしなので、抜き出す時に切り口が根に当たり、根がこそげ落とされてしまう。これをデザインした人は、植え替えをしたことは絶対に無い(ハズ)。

鉢の中に入れる厚いビニールの中鉢というのもあった。『テラコッタ鉢の中に入れると、水が浸み出さず衛生的、植え替えが簡単、寄せ植えにも便利』というもの。う~ん、これを中に入れておけばすっぽりと根が抜けるだろう、と思う反面、素焼きの利点である通気性はゼロになってしまう。レインコートの上に T シャツを着、長靴の上にサンダルを履くようなものである。 何より、鉢よりも高い。

腰高の Bonsai 鉢を見つけるが、一鉢分でバンタが買えるので、これも止めにする。形も四角で、四角く根が回ってしまって蘭は喜ぶかしら。

というわけで、結局、先回他のシンビに買ったテラコッタ鉢を追加購入。4鉢同じにする。鉢を統一して条件を揃えた方が、初心者の私には、状態が観察し易いと思う。

早速植え替え、身を切る思いでかなり大きくなった新芽を二本欠いた。

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みんなのコメント(6)
  • 写真
  • 2012/04/22

おはようございます

先日は、ユスラウメに即座の回答ありがとうございました。
すぐに取り処分しました、かなりな数ありました。
今は薬剤散布の時期ではないそうなので、このまま様子見の状態になりそうです。
カモミールが周りの草花を元気にすると言うのを最近知ったので気休めに根もとに植え付けてみました。

シンビジュームの鉢そちらでは手に入りにくいって言ってましたね。
3か月で根がしっかり張っているのは素晴らしい成長です。

私は20年以上前は釉薬を塗った鉢に植えてましたので重いし風で倒れて割れたり大変でした。
その後白いプラスチックの鉢が出てきましたが、今ではほとんど黒か紺のプラ鉢が市販されてます。

鉢も上の方が狭くなっていると抜けないですね。
植え替えの事は考慮されてないデザイン優先鉢ですね。

上のお写真の鉢素敵なのみつけましたね。
深さもあるようでいいじゃないですか。

このシンビの葉の大きさから見てお花大きいのが咲いていたようですね。来年期待できますね、楽しみにしています。ただ新芽2本欠いたのはちょっとおしかったですね。

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こんにちは。

テラコッタの中にビニール中鉢のところの「レインコートの上に T シャツを着、長靴の上にサンダルを履くようなものである」に想像して噴き出してしまいました。

Bonsai鉢は平鉢だと思っていましたが、腰高のもありますね。

わたしは去年、植え替えのとき、株が余ってしまい腰高の鉢がなかったので普通の6号のプラ鉢に植えました。今年、それが咲いたので、鉢は何でもいいのだと思っているところです。
わずか3カ月で鉢に着生するほど根張りがいいのは、室温が高いからでしょうね。
新芽を取らずに株分けしたらよかったのにと思います。鉢は軽いほうが持ち運びが楽ですから、今から株分けしてみたらどうでしょう。

返信する

華さん
カモミールが効くと良いですね。ヨモギギク(タンジー)のお茶を噴霧しても効くそうです。来シーズン、試してみますね。

シンビジウム、黒のプラスチックで鉢が熱くなったりしませんか?
デザイナー鉢は、あり得ないような商品を売るお国柄ではないので、検索してみました。そうしたら、オリジナル商品は、デザイン鉢の中にすっぽり入る中鉢があるようです。植え替えの際には中鉢だけ抜き出して作業するという、おしゃれで便利なものでした。ただ、公園ならともかく、一般市民が買える値段ではありません。 私が見た鉢はバッタもんというのですか、形だけまねた商品だったようです。

花の色も形も分からないので、楽しみです。葉ばかりさんにならないと良いのですが・・・

返信する

オランジュリーさん

腰高のBonsai鉢は、凝った形の方形でしたが、根が四角く回ります。私が蘭だったらうれしくないと思います。お写真を見る限り、オランジュリーさんのプラ鉢、径の割に高さがありますよね。これで普通の鉢なのですね。

冬場の室温は高いです。家はこれでも控えめに暖房していますが、常時20℃前後あります。夜間も下がりません。低温で越冬させるものは、屋根裏に置いていますが、こちらは温度調整は自然任せです。難関は乾燥と、夏の寒さです。7月が一番暑いのですが、冷夏も多く、8月には夜間4℃などという日もまれにあります。

鉢は直径21cm、高さが27cmです。この株は親バルブが六つ、そのうちの四つは、中くらいの玉ねぎ位の大きなものです。新芽はバルブ1本に1本になるようにしましたが、鉢の真ん中のバルブには今のところ新芽が出ていないので、新バルブ5本です。今年は2回も鉢から抜いてしまったので、来年株分けしてみようと思います。

花の色も形も分からないので、楽しみですが、温かい室内に置いて、葉ばかりさんにならないか、心配です。1月頃から新芽がどんどん出始めたので、屋根裏から部屋に移してしまいました。

返信する

こんばんは。

たぶん小春さんの見た鉢は今年最後のシンビに使った鉢です。それは今まで別のシンビが植えてあった鉢で8号鉢(25cm)の高さ28cmです。

わたしのほとんどのシンビは2,3年は植え替えしなくて良く、風でころがらない大きな観葉植物を植えるような鉢に植えています。鉢の下5cmぐらいは発泡スチロールをいれているので鉢の下に水受け皿を置いています。

普通のプラ鉢というのは、最近まで咲いていたピンクのシンビに使った鉢で6号鉢(18cm)、高さ20cmのプラ鉢です。 まだ鉢に余裕があったので今年はこの鉢は植え替えませんでした。

日本とは冬と夏が反対ですね。

いつも行く園芸店の人から、以前は蘭栽培農家は夏になると涼しい信州地方へ蘭を避暑させたと聞きました。だから、ヨーロッパは蘭の生育には合っている環境だと思います。

返信する

オランジュリーさん
発泡スチロール、シンビにも使うのですね。園芸センターで、コチョウランの植え替えビデオを流していたのですが、それでも発泡スチロールのチップのようなものを使っていました。

蘭農家の山上げって、聞きますね。ここは確かに夏は凌ぎやすいです。一般家庭では普通冷房がありません。最近、病院やオフィスでは普及しているようですが。
真夏でも夜はぐっと気温が下がるので、シンビジウムには適しているかもしれません。ただ、年中通して乾燥し過ぎているようです。

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