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カミさんの眼尻の話じゃねぇよ。
ロホホラ属「烏羽玉(うばだま)」の話。
【 写真・左 】翠冠玉(すいかんぎょく)
今頃ピンクの果実。
今年は10月まで夏日があったり。そのせいか。
あるいは用土の上1/3を酸性度の高い鹿沼土に替えたせいか。
鉢をひっくり返しちまって土を足した。
この翠冠玉は、春になんとなく気が向いて転びやすい丸っこい塗り鉢に替えた。
中は素焼きで、外側は白の釉薬(うわぐすり)。
クソ暑ちい真夏に塊根を煮殺さねぇように、と。
だがそれは取り越し苦労ってものだった。
考えてみるとロホホラの原産地の砂漠は、日中50℃を超えるような猛暑。
奴らは体のほとんどを土に埋め、干物になるのを防いでる。
やがて雨季が訪れると、さかんに吸水して体を膨らまし頭頂部だけを地上に露出。
急がねばならない。
慌ただしく花を開き虫を呼び寄せ受粉。
(烏羽玉は自家受精)
急ぎ実を付け、それを小動物に喰わせ遠くへ運んでもらい、脱糞と共にタネを拡散しないと種族が滅亡しちまう。
でもそれは人間共もそうで、今じゃ威張りくさって地上を闊歩してるが、つい千年くらい前までは喰い物にも事欠き、雌雄の営みで子を作っても全部は育たず、子孫を残す事に汲々としてたじゃねぇか。
彼らのことを笑えるものか。
産めよ 増やせよ 地に満てよ
神はこう人を祝福したと云うが、それは人間の手前勝手な思い込みで、サボテンたちをも神は見守っておられるに違いない。
【 写真・中 】烏羽玉。子を1個抱えてる。
ウチのカミさんの顔面じゃねぇが、少しずつシワが増えて来た。
人はシワが出て来るのは三十歳代はじめから。
シワ三十二 ・・・。
烏羽玉もようやく休眠に入ぇったようだ。
今年は例年より1ヶ月遅い。
10月まで夏日があったりしたからか。
頭頂部にゴマのように黒いタネを乗っけてる。
ズボラをしてそのままにしてる。
【 写真・右 】烏羽玉の今年3回目の開花。9月23日。
これも遅い方だろ、温暖化のせいか。
本来アイボリーの羊毛が黒ずんでしまってる。
カビが生えちまった。
烏羽玉類は「高温多湿の蒸し作り」を好むとて、スノコの下へ水を張って栽培してた。これが災いした。
まぁ、乾燥でアカダニにやられるよかマシか。
日記・過去ログ
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こんばんは
返信するロホホラ属可愛いですね
種良いですね、蒔かないのですか?
いらっしゃい。
タネは一応、何年分も冷蔵庫に保存してます。
自家受精する烏羽玉だけですが。
翠冠玉は結実したのは久しぶりです。
ってか、前回がいつだったか覚えてませんねぇ。
蒔くかどうか決めてません。
烏羽玉類は成長が遅く、たくさんの幼苗の世話を5年10年継続する事を考えると気が遠くなります。
こちとらもいつまで生きてるかわかんないし。
こんにちは
返信する〉タネは一応、何年分も冷蔵庫に保存してます。
夢と希望の詰まった
冷蔵庫なのですね(@_@;)
10年掛かっても
蒔かぬ種は生えないと思い
ご縁があったら育ててみたい子の1つです
蒔くとしたら、5月でしょうか?
そう、サボテン類は温度が高い方が発芽率が良いです。
ただし、加温設備があればい年中いつでも種蒔き出来ます。
例えばウチのように
↓
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