京都府立植物園さんの園芸日記

オンシジウム(2018.11.30)

2018/11/30
オンシジウム(2018.11.30) 拡大 写真1 オンシジウム(2018.11.30) 拡大 写真2 オンシジウム(2018.11.30) 拡大 写真3

いま観覧温室に数種類。被子植物のなかで最大の種数、およそ26,000種を含むラン科の1つ。ラン科のなかでもオンシジウムは最も進化したグループに属し、種のほとんどが樹上生活。もともと中南米のランですが、華やかさが好まれ、よく栽培されているようです。見れば結構変わった花をしています。ちなみにオンシジウムは属の名前で、種数は315種。
変わったランの花をみると、つい、蕊柱(ずいちゅう:雌しべと1本の雄しべが重なって1つになったもの)はどこ? 3枚の外花被片はどれ、3枚の内花被片はどれ? と探して数えたくなります。蕊柱は真上から少し下にある窪みの上部にありました(写真中央)。外花被片の数と配置は、花を裏側からみると分かります(写真右)。3枚の外花被片は、真上の花被片1枚と下方で左右に広がった2枚がそれ、3枚の内花被片は上方で左右に広がった2枚と真下の一番大きな唇弁1枚です。それらを確認すると何となくホッとします。それにしても変わった花です。

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