1月9日更新[完全保存版]種タイプ分類＆抽出法

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●種タイプ分類＆抽出法●
①～⑧番までは数字が増えるほど抽出難易度が上がります。それ以降は追加
①花が枯れた後そこに種があるタイプ
例：オシロイバナ、メランポジウム(菊科の例外)
主な科：オシロイバナ、ネギ
②花序、花弁の下部全部種タイプ　花殻を乾燥後スポッと抜き取るだけ。　このタイプが一番多いです。
例：アゲラタム(綿毛)、ガザニア(綿毛)、カレンデュラ、コスモス(花序下のみ)、ヒマワリ、ジニア、ダールベルグデージー、デージー、ノースポール、ビデンス、マーガレット、マリーゴールド
主な科：キク、センダング、サキンポウゲ
③花が枯れた後子房の中に小さい種が沢山詰まってるタイプ　乾燥させた子房を紙の上でフリフリするだけ
例：イソトマ、キンギョソウ、シレネ・カロリニアナ
主な科：オオバコ、ナデシコ
④花が受粉後子房が実になり勝手に裂けて種を飛ばすタイプ　飛ばす直前のサインをしっかり見計らって収穫しておけば問題なく採種出来ます。
例：ビオラ/パンジー、ペチュニア
主な科：スミレ、キョウチクトウ
⑤熟した実に触れると「ビコーン」と破裂するタイプ　僕は勝手に地雷と呼んでます。
例：インパチェンス
主な科：ツリフネソウ
⑥ケイトウ、千日紅タイプ
フワフワの中全て或いは一部に種が入ってる。千日紅→乾燥後花弁を全部毟る。ケイトウ種がなってる花を封筒の中に入れてフリフリする。もしくは切るのが可哀想という方はピンセットor毛抜きで種をつまみとる。
例：ケイトウ、千日紅
主な科：ヒユ科
⑦子房が一つの種タイプ　このタイプは精製する手間の割には数が少ないです。
例：アリッサム、プリムラ・ジュリアン(サクラソウの例外)
主な科：シソ、アオイ、フクロソウ、アブラナ
⑧最強に難しいタイプ。子房の中に鞘が入っておりその鞘に小さいあるいは中くらいの種が詰まってるタイプ　種が有るかどうかは鞘を開けなきゃ分からない。霞草ぐらいになると「ウガーッ」と発狂しそうになるので花殻のまま置いておく他無い。種採りプロ最大の屈辱であったことは言うまでもない。
例：カスミソウ、ナデシコ/テルスター、トレニア、ステラ(バコパ)、サクラソウ一家
主な科：オオバコ(ゴマノハグサ)、ナデシコ、サクラソウ
⑨①のような穂状花序において花が枯れた後出来る実の中に種子が1～5個格納されている。
例：宿根バーベナ
主な科：クマツヅラ
⑩ナスの様に実干からびた後中に沢山の種が残る。
例：ナス科の野菜全般(ナス、トマト、ピーマン)
主な科：ナス
⑪マメ類のように鞘の中に数粒の種が納まっている。
例：ルピナス、豆類
主な科：マメ

私の持っている種→https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_fh_album&target_c_album_id=29084

• 種とり