春の香り

写真1

写真2

写真3

土曜の朝がきた。お茶を片手に庭を歩いた。
沈丁花が咲いた。ほんの少しだけ・・　今日は風が強いが、顔を近づけると春の香りがした。クリスマスローズも咲き出した。アロマ　こちらも香りが良い品種
水仙は終わりかけ・・　でもまだ頑張っている。
春の香り　幸せな香り


沈丁花：顔を近づけると春がきた・・

クリスマスローズ：アロマ　こちらもいい香り　

水仙：今年も咲いてくれて、ありがとう。



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はやぶさが教えてくれたこと

はやぶさ2が小惑星リュウグウに着陸し、石や砂などの採取に成功したとの事。JAXAや周りで支えた人達全員に、心から祝福したい。

先代のはやぶさの帰還は、本当に奇跡的だったようだ。

はやぶさは推進力にイオンエンジンを使っている。4つ取付けられているが、3つが推進に使われ１つは予備だ。長寿命ではあるが推進力はとても弱く、3つのイオンエンジン合計で1円玉が2枚半持ち上げられる程度だそうだ。

イオンエンジンは、キセノンガスをイオン化して電気的に加速する装置と、加速されたイオンを電子で中和する装置で構成されている。加速装置と中和装置は、回路でお互いがつながれている。JAXAは、4つの加速装置と4つの中和装置全てを交差するように回路で繋いでおいた・・　　　この交差する余分な回路は、本来要らないものなのだが・・

小惑星イトカワから帰還する頃は、4つのイオンエンジンの内2つは完全に壊れていた。残った2つも片方は加速装置が壊れ、もう片方は中和装置が壊れていた。イオンエンジンは全滅で、地球には帰れない状態であったのだ。　本来使われる事が無いはずの隠し回路が、ここで役に立つ事になった。
正常に動く加速装置と中和装置を回路で繋いで、一つのエンジンが出来上がった。命からがら、先代はやぶさは地球に戻って来たのだそうだ。

JAXAは装置に冗長性を持たせたと言っている。見方によっては無駄とも言えるこの冗長性・余裕・・　ほんの少しでも余裕があれば、まさかの時に救われる事を、はやぶさに教えられた。

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