森の妖精｜園芸日記by鹿せんべい｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

今年2月に頂いた森の妖精、頂いた時は4号か3.5号だったと思います。
日に日に大きくなって、現在丸俊セラミックさんのライフ5号。
この鉢、肉の薄い素焼き鉢でよく乾きます。
直径は5号ですが中に入る土が5号と6号の中間のような鉢で、最近よく使っています。
その鉢が小さくなって、良いお天気の日だと朝から水をやっても夕方まで持たない時があるんです。
気温が上がってきたのと、株自体も大きくなってきてすぐに水切れでぺっちゃんこになります。
そこで鉢増しすることにしました。

用土は前回の植え替えと同じ、うちで作った水はけ重視の有機質入りの用土。
水はけが良く、水持ちもそこそこある良い用土です。
水をタップリやっても空気をたくさん含んでいるので根腐りしません。
根に優しい用土なので5号以上の大きな鉢にする時によく使っています。

写真１
植え替え前の森の妖精。
鉢が小さくなって頭でっかちになって見た目のバランスが悪くなっています。
最近頻繁に水切れを起してるのと、花が大きくなってきた重みで、花がデレーンとおじぎしたまま固まっています。

写真２
鉢から抜いたところ。
左の鉢に入っていました。
ちょっと長めの鉢なので、なかなか抜けなくて鉢側面を叩きまくってやっと抜けました。
鉢から抜いた森の妖精は叩きまくったのに土が崩れないほど根がしっかり張っていましたが根詰りはしていませんでした。
用土は腐葉土その他の有機質が結構入ってるのでフカフカの状態を保っていました。
空気をしっかり含む用土なので、根が育ちやすいのだと思います。

写真３
鉢増し後です。
鉢はイタリア製21Cmテラコッタ。
内径が19Cmちょっとあるので、日本の鉢なら6.5号と言ったところでしょうか。
深さは6号鉢と同じです。
鉢増ししても違和感ないまでに大きくなっています。
これから休眠までの成長具合を見て、休眠中にもう少し大き目の鉢に植え替えるかもしれません。

鉢の淵と用土の高さは同じにしています。
理由は・・・
水はけが良い用土なので、水をやってもその場で染み込みます。
それと、用土が飛び散るほど雑な水のやり方をすると、大株になったイモはデコボコになっている場合が多く、濡れると腐ります。
イモを濡らさないよう丁寧に水やりするのでウォータースペースは必要ありません。
写真のように葉が鉢の淵にかぶさってくるので、芋を高くしておかないと株の中に指が入りにくくてメンテナンスしにくいです。なので、うちの大株のシクラメンはウォータースペースを設けていないことが多いです。