目立たない坪庭だけど･･･！｜園芸日記byKite.com｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

　この坪庭は、母屋の東側に位置する。すぐ前には市街地へと通じる道路が、そして、北側には、この住宅街を抜けるようにコの字型の街路が通っている。
　だから、北風がもろに通り抜ける。母屋が二階建てのため、当然、昼過ぎには日が当たらない。夏頃には午後遅くなると、ほんの一部、一番北側に位置する杉の木の辺りに、強い西日が当たる。
　一言で言うと、あまりよい環境とは言えない坪庭なのだ。

　何が植わっているかって？
　なんと言えばいいのだろう。拡材でもらった球根類。ユリやら、水仙やら、ヒヤシンスなどといったもの。
　鉢物としては卒業して欲しいと思った園芸品種。ローダンセマムとか、越生の梅林で購入した梅とか、多聞院で頂いてきた菊とかいったもの。
　さらに、植え替え時に増えてしまった姫擬宝珠とか、二輪草とか、現の証拠とか、ハクサンイチゲなどとかいったもの。
　う～ん、よく言えば、重宝に利用しているユーティリティー・スペース。有り体に言えば、処分に困ったものの、捨て難い諸々の植物の終の棲家といったところだろうか。

　まぁ、そんな象徴的な一コマがトップの写真かな。ほらね、喇叭水仙やら、ローダンセマムが写り込んでいるでしょ。
　右に見えるのは石灯籠。左手前には浅間の噴石、奥には赤石が見える。残念ながら、右奥には立派な電柱まで立っているのだ。景観的には邪魔でしょうがない。

　二枚目、ここにはハクサンイチゲとミヤマホタルカズラを配してみた。前者は、植え替え時に鉢に収めきれなかったモノ。後者は、剪定時に捨てるに忍びなかったものということになる。いずれも、この終の棲家でつつがなく余生を送っている。

　三枚目、ここには拡材としてもらったヒヤシンスとユリ、さらには林縁で摘んできたキバナオドリコソウを配してみた。
　前者は、もう五年以上この坪庭で生活している。後者は、つい最近居着いた新参者だが、その根本、なんだか訳の分からぬものが萌してきた。これって、一体何なんだろうね？

　このように、パッとしない坪庭だけど、いろんな物が詰まっている。ある意味、多士済々と言ったところではないだろうか(笑)


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みんなのコメント（2）

ほころび園 2019/03/23

写真の一枚一枚は素敵だけど、言葉の説明だけでは、坪庭の全体像が見えてこないのが残念です。坪庭がパッとするしないは、住んでみないとわからないことだし。興味深いだけに残念です。

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Kite.com 2019/03/23

全体像はご覧に入れたくない！
実は、そんなところがありますもので･･･(^_^;)

とても、褊狭なロケーションなのであります。
とても、とても、ご覧に入れるだけのモノではありません。
母が存命の頃いじっていたスペース。
元来の無精が災いしてか、そのままの状況です。
従って、点でのアップです。
二次元？　なかなかです。
三次元？　もってのほかです。
ですので、点ということでご容赦下さいません^^;

いやっ、その気はあるのですよ。
ちょっといじって、気の利いた空間にしようとは。
趣味園でも、いろいろなご投稿者の方が、その造園の過程を投稿してらっしゃいます。なかなか手が及びません。
したがって、ここは転居してから三十年ほど、そのままの、いや、ちょっとは変わったかな、そんな空間となってます。
いじれるかなぁ～？　年を考えるとなぁ～。
そんなことで、ベランダの鉢にシフトしてます(笑)