Blue Poppyさんの園芸日記

栽培用の苔

2019/04/14
栽培用の苔 拡大 写真1 栽培用の苔 拡大 写真2 栽培用の苔 拡大 写真3

最近はテラリウムの中で苔を栽培される方も多いようです。
古くから日本人は苔を栽培して鑑賞してきました。その文化を現代的にしたのがテラリウムかもしれません。
私は草花の栽培用にハイゴケとミズゴケを作っているだけですが、苔だけでも十分綺麗な一鉢になります。

<写真1枚目>
昨年夏の写真ですが、左がハイゴケ、右がミズゴケ(オオミズゴケ)です。

<写真2枚目>
ハイゴケの拡大写真です。羽根状に葉を広げながら伸びていきます。ハイゴケの仲間は美しい種類が多いです。
九州から北海道まで市街地にも生育する適応範囲の広い蘚です。
寒い時期はこのように茶褐色ですが、夏は綺麗な緑になります。
特徴的なのは、乾燥時に内側へ葉が巻き込んでカールする事です。
パーマした頭のような綺麗なカールです。この時のが見つけやすいかもしれません。
乾燥時の写真が無くてすみません。

<写真3枚目>
ミズゴケ科には実はたくさんの種類があるのですが、植物の栽培に使われる場合はほとんどがオオミズゴケです。
オオミズゴケは気を付ければ南国でも栽培できる蘚です。
湿地性の植物だけでなく、高山植物や野生ラン栽培には欠かせません。
群生したミズゴケはとても美しいです。

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みんなのコメント(17)
  • 写真
  • 2019/04/14

初めまして(_ _*)
最近苔の魅力に取り憑かれた者です。
同じ北海道で元気に苔を育てている写真を見て、私も頑張って、元気に苔を育てようと思いました( *˙ω˙*)و
しかし…ふと見ると茶色くなってきたりと苔はなかなか難しいのです;;(∩´~`∩);;

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えなかんさんはじめまして。
道民仲間ですね!よろしくお願いします。

えなかんさんのページ拝見させていただきました。
園芸を始められて、いきなり苔を作る人を初めて見ました…。
全然おかしくなんてないので誤解しないでください。素敵なセンスだと思います。
私も中学生の時には苔玉を作っていました。中学生の場合は明らかに変ですが…。

シダ・コケは花が咲かないけど、深い森の静かな自然を感じさせてくれますね。
涼しい北海道は綺麗な苔がよく育つ場所です。
ぜひ美しい苔の世界を作って見せてください!

そう、そう、そうなんです。
先日、Amazonで水苔を検索していたら、やたらとテラリウムとか、苔庭キットとかがヒットしました。
そう言えば、かなり前のTVでも、苔ビジネスで年収何千万なんて特集してましたっけ。
そういう時代なんですね。

最近よく行く旅館のロビーにも、苔玉などがたくさん飾られてました。
苔なくして、園芸が語れなくなったのかもしれませんね。
とても素敵な世界を拝見することが出来ました。
有難うございますm(_ _)m

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Kiteさん
いつもコメントありがとうございます。

苔ビジネスで年収何千万ですか!?
…今から始めちゃダメ?
それは冗談として、本当に今流行っているのですね。

苔庭など、長い歴史を持つ日本の苔を愛でる文化は独特だと聞いた事があります。
テラリウムでも、その根底にある感性は古くからある苔庭や苔玉と同じような気がします。

時代時代で形を変えても、日本人には苔を美しく感じる心があるのかもしれませんね。

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こんばんは

これがハイゴケなのですね〜!
拡大すると シダの ”親戚” っぽい?
とても綺麗なカタチしています(^ ^#)
育つと、モリモリに茂るのですね。
あと一ヶ所 まだ見てない地面がありますが
このコは…うちにはいないかもです。

やっぱり公園を少しウロついてみようかしら。
運良く出会えたら 今後の為に一部お引越しして頂いて♪
生きているミズゴケも 初めて見ました。
とても美しいコケだったのですね。

コケは あまりにも小さくて見過ごされがちですけど、
こうしてジックリ見ていると、魅力にはまる方々がおられるのも分かるような気がします。

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ネムネコさん
こちらにもコメントありがとうございます!

あれからよく思い出していたら、ハイゴケをよく見るのは河原です。
もちろん公園でも見かけますが、河原の水から離れた石の間に、やや薄い緑色でカールしているハイゴケをよく見ます。
どこでもビニール持って地面をガン見している、怪しい我々の仲間に入って下さい。(笑)

ミズゴケ綺麗ですよ〜。
生ミズゴケは通販で簡単に買えます。
鉢に入れて育てれば、夏には涼を呼ぶ素敵な一鉢になります。
写真はサギソウに入れた生ミズゴケです。
草と良く合ってサギソウの美しさが一層引き立ちます。
しかもミズゴケが元気に育つと、必ず植えてある草も元気になります。
よろしければ、私の写真にサギソウのアルバムがありますのでご覧下さい。

いかん、また悪魔の囁き的な事を書いたような…。

  • 写真
  • 2019/04/14

優しいコメントをありがとうございます!
実は苔玉がブームの頃から苔園芸をずっとやってみたかったのですが、なかなか踏み出せず、今年やっと始めたのです(〃ω〃)
苔玉素敵です…!見てるだけで癒されます…。
ですから何歳から始めてもいいと思いますよっ

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えなかんさん
あはは、こちらこそありがとうございます。
なんだか昔の自分が救われた気がします。

苔玉の写真を楽しみにしています。
目を付ければスーモです!

こんばんは!
こちらの山草展でも種々の苔だけを綺麗に展示されて
おられる方がおられます。おっしゃるように生水苔は
色んな山野草を再生、活性化させるに最適ですね。
サワランやトキソウなども生の水苔が元気な時は生き生き
とご機嫌がいいですね。

アサマリンドウ(朝熊リンドウ)を山野草土と生の水苔
で育ててますが生水苔のものがダントツに生育が良くて
山野草土にうえてるものの3倍ほどの大きさに育っています。
イワウチワやイワカガミも邪道かも知れませんが生の水苔で
試してみればよかったと反省しています。

返信する

oldnaさん
いつもコメントありがとうございます!

苔だけの展示をされる方とはすごいですね。
日本原産1,800種と言われるコケの中には、驚くほど多彩な形や大きさがありますからね、ぜひ見てみたいですね!

ミズゴケは優れた培地に間違いないと思います。
一方で、痛みやすく、少なくとも年1回の植え替えが必要ですから、自生地と全く違う用土で、完全に根付かせて永年栽培できない所が邪道になるのでしょうか。

生ミズゴケのように、生きた植物を培地にする方法は不思議とよくできます。
やっぱり、自然の中は色々な植物が関わり合いながら成長しているものなんだなぁ~。と、つくづく思います。

今は昔、神奈川にいた高校生の頃、「ゼンマイの根塊植え」という方法でイワカガミを栽培していました。
生きたゼンマイを使う方法で、少し高度な植え方ですが、oldnaさんでしたらできると思います。
もうやっていたら、ごめんなさい。

もし興味がありましたら詳細を書きますので、またご返信ください。

お寄りいただいてありがとうございます。信州小諸標高が920メートルのところで庭仕事に精を出しています。先月定年退職したばかりなのですが、今のところストレスがなくなって毎日快適に過ごしています。でもこの快適も、年金じゃ食べていけないから、貯金がなくなったらどうなりますことやら。まぁ、その時が来たらじたばたすればいいだけで、しばらくはのんびり構えています。わたし17歳の冬まで北海道の室蘭にいました。ひとりで上京してきて半世紀近くなるわけです。庭は日当たりが悪いので山野草に力を入れてます。ふたりの猫と庭家族しています。これからもよろしくお願いします。

返信する

ほこりび園さま、はじめまして。

元々は北海道の方でしたか。
標高1,000m近くとお聞きして驚きましたが、北海道出身でしたら寒さには慣れっこですね。

そちらでしたら、山野草や高山植物栽培にはもってこいの場所と拝察いたします。
こちら北海道と同じような気候での山野草栽培、これからも色々と情報交換などできれば幸いです。

実は我が家にも姉妹猫の2匹がおりまして、まだやんちゃな時期のため、毎日大騒ぎして賑やかです。

bluepoppyさん
ご親切に有難うございます。特にイワカガミはものの本では栽培不能と書いてあるものも見たことがありました。
ある本で見た栽培の達人(?)がイワカガミの栽培方法
を書いておられましたとてもラフですがまず育苗床で4年をかけて環境になれるように育成、相性のいいマイズルソウ、スゲ、などと共生させて最終的には赤玉で小山飾りだったように記憶しています。{ゼンマイの根塊植え」興味深いですね!
自分でできるかどうか判りませんがお時間のある時に
教えていただければ有難く思います。

返信する

oldnaさま

相性の良い草を寄せ植えするのは、我々が生ミズゴケやゼンマイを使うのと同じ理由でしょうね。

若い頃に、好奇心で先人達が考案した栽培法をいろいろ試しました。
ゼンマイの根塊植えもその一つです。
イワヒバやヘゴに多くの植物が着生する理由を高山植物に応用した栽培法です。

ゼンマイは美しく、そして大変丈夫なシダです。その根は強靭で長年腐りません。
また虫も付かず、病気にも強いその生命力を借ります。
私が考案した方法ではないので、次に書く方法はオリジナルの方法とは変わってしまっているかもしれまん。

次に続く

①大きめの平鉢や浅鉢に、排水が良く硬い山砂や桐生砂などを入れます。
ゼンマイの根を広げ、用土を包み込むような感じで、盛り上がるように植えます。
ゼンマイの根茎は何本でも、縦でも横でも大丈夫です。

②箸などで根の間にも砂を突き込んで、形を整えます。
隙間が残っても大丈夫です。ゼンマイの根が伸び、コケが覆い隠します。

③水で砂が流れないように表面にハイゴケなどを張ります。
コケはゼンマイの根の間にピンセットで刺しておけば勝手に覆っていきます。

④植える草は同時に植えるか、ゼンマイの様子を見て後から植えても良いです。
ゼンマイが根付くまでは乾かないように灌水して下さい。
浅ければ腰水しても大丈夫です。

生きているゼンマイは生命力の塊です。
ゼンマイが元気になると、下から水をグングン吸い上げ、コケが繁茂し温度が下がります。
また、夏には葉が生い茂って根元の草を守ってくれます。葉はいくらでも出てきますので、茂り過ぎたら切って調整します。
もちろん春には可愛い「ゼンマイ」がたくさん出てきますよ。

おはようございます

苔の魅力に囚われた一人ですわーい(嬉しい顔)
見ているだけで癒されますね。

ラン栽培の為に近くの朝市で毎年乾燥ミズゴケを購入していましたがここ数年何度行っても無いのでお聞きしたところ、ミズゴケを出されていた方は亡くなったとのことでした。
品質の良い長い苔でしたので、残念でした(いろんな意味で)。
HCで高めのミズゴケを購入しましたがだめですね~
いいミズゴケを手に入れるのは難しくなりましたよ。

高校生のころから難しい栽培法をされていたとのこと、驚きました。

ゼンマイはとても綺麗なシダですよね。
山歩きで出会ったときは見とれてしまいます。
それだけで充分観賞価値がありますね。

返信する

えなばーばさんこんにちは。

えなばーばさんも苔がお好きだったのですね。
ハイゴケやミズゴケは野生ランなどの栽培用に作っていまっすが、よくできた苔はそのまま眺めています。
盛り上がるように繁茂したミズゴケは本当に美しいです。

ゼンマイやイワヒバなどの根塊を使った山野草栽培は、成長していくシダも大変美しく、とても楽しいです。

私の園芸は山野草が好きだった母の影響です。
小学生の時に、母が買って来てくれたサギソウが全ての始まりでした。
その数年後には、野生ラン栽培にのめり込む変な中学生ができていました(笑)

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