ヘレボルス調査団の原生地の旅も最終日となりました。4月11日(木)は、何と言ってもH.アブルジクス(H.abruzzicus)との出会いです。
そして、ローマに向かう道中、山の中にグイグイ入リ込み、何か所かH.アブルジクスのサイトを見つけることができました。
写真のサイト№は、MN1940です。新葉を見ると、やはり細葉となっています。これがH.アブルジクスの特徴の一つです。このサイトでは、H.フェチダスも共生していました。H.アブルジクスは、ほぼ1,000m以上の標高に、H.フェチダスは、これより低めの標高に自生する傾向があります。また、H.アブチャシクスには香りが確認されました。
今回の最後のサイトは、MN0941のH.フェチダスのサイトですが、このサイトではむしろヘデラ(Hedera)が気になってしまいました。
今回の調査に、ヘパティカの専門家の方が参加されたこともあり、ヘレボルスと共生するヘパティカについても観察するようになりました。また、私の大好きなヘデラも一緒にいるので、楽しくなってしまいました。
これらは全て、学名で書くと、Helleborus、Hepatica、Hederaと全て「H」から始まるので、「H属」と呼び合っていました(笑)。
この日は、ローマに泊まって、翌日12日(金)~13日(土)の日程で帰路につきました。
来年の調査に向けて、頭の中は既にいっぱいです(笑)。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
ストーム 2024/04/24 | プルメリア 2024/04/24 | 雨上がりの庭 ... 2024/04/24 |
雨で生き生きス... 2024/04/24 | アデニウム 2024/04/24 | 散歩道で見かけ... 2024/04/24 |
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。