草津市立水生植物公園みずの森さんの園芸日記

チューリップと?

2019/04/17
チューリップと? 拡大 写真1 チューリップと? 拡大 写真2 チューリップと? 拡大 写真3

おはようございます。
みずの森太郎です。
こちらはソメイヨシノの花びらで地面が覆われるようになりました。しばらく肌寒い日が続きましたが、本日は暖かい春らしい天気となっています。日の出も早くり、園芸作業をされている方々も早朝型になっておられることと思います。
こちらではチューリップが見頃になりました。
大きな公園や植物園のように「何百品種、何万本のチューリップが咲き乱れる!」といった見出しは到底つけられませんし、みずの森で展示されている品種はせいぜい50程度(早咲きや原種系は咲き終わりました)、現在の開花数は1000本に満たないものです。
しかし、近くから眺めて楽しめるような品種を集め、コンテナガーデンでのチューリップの美しさを楽しんでいただけるよう努力しました。
品種につきましては日本で育成された品種や、国内で生産された球根も集めました。
海外の品種は有名な品種も多く、豪華で色鮮やかなイメージがあります。最近では海外品種の輸入球根が多くなり、価格も手頃になりました。球根も大きいのですが、球根だけで無く咲いた時も何となく「大味」な感じがします。
それに対し、国内産の球根は小さめでやや高価ですが、ずっしりと重く、咲いた時もしっかりした感じがしますし、球根が腐ることも殆どありません。国内で育種された品種は当然のことながら和名が多く、優しく穏やかな雰囲気があるような気がします。
ただ、海外産が良くないというのでは決してありませんし、使い方(数多く植えたいとか球根を次年度も使いたいとか)によって選ぶのが一番です。
あと、一昔前の園芸書では「チューリップは少なくとも30球以上はまとめて植えたほうが美しい」という文言が多くかかれていました。最近では同じ系統の品種を混合して植えるスタイルが多くなって、植え方も時代と共に変わってきましたが、私はやはり30球という言葉にとらわれてしまいます。といいますか、やはり「30球」という数は古くから言われてきているだけに、実際植えてみてなるほどなと実感しています。品種や場所の広さによっても違うとは思いますが、やはり「30球」という数はぴったりのような気がします。
長くなってしまいましたが、球根の代表とも言えるチューリップは大変奥深いです。
最後になりましたが、チューリップとは違った画像を掲載しています。この植物はご存知ですか? みずの森では毎年開花情報などを紹介しています。改めてこちらの植物も紹介いたします。

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